新しい環境でも、自分を忘れないで
昔、誰かが言ってた。
「私の好きな言葉は"置かれた場所で咲きなさい"です。」
その言葉を否定するわけではないけど、その言葉が頭に引っかかって、どういうことなのだろうと考えていた。
私は今まで誰かに言われて決断することがなかった。
もちろん誰かに影響されて選択したことはあるけど、親や先生が言ったからという理由で最終決断をしたことはない。
だからこそ、神様が与えてくれた環境だなんて思ったことがなかった。
神様というより、親が与えてくれた生活やお金を使って選択してきたという方が、私にとっては正しい。
そして、何より置かれた場所で咲きなさいという命令形の口調が気に食わない。(笑)
そんなところに目をつけるんじゃなくて、言葉の意味を考えた方がいいのかもしれないけど、言葉の意味を考えた上でも命令されるのは嫌だ。
あと、「そうですよね。私はこの場所で頑張り続けるだけですよね。与えられた環境に感謝して頑張ります。」というような謙虚さを持ち合わせていない。
浪人時代に第一希望だった大学には行けず、今の大学に入学したのだが、これはもしかすると、私にとっての「置かれた場所」なのかもしれない。
でも、第一希望じゃなくとも、その場所は自分で勝ち取ったものだと思う。
自分で選んで来た場所とも言えるのだ。
だから、妥協して最終的に選んだ場所かもしれないけど、その場所は自分の今までの努力の末に出会えた場所だと思う。
置かれた場所なんて思わず、自分で勝ち取ったんだと自信を持っていいのだ。
私にとっては、「置かれる場所を選んで咲く」が一番しっくりくる。
あとがき
「咲く」なんて書いたけど、咲かなくてもいい。人間もこの世も諸行無常。やりたいこともどんどん移り変わるから、その時やりたいことと向き合えばいい。
モチベーションが高い時に設定した、何ヶ月か先の目標に縛られるのは嫌だから、今と向き合って今にしがみついていたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?