田村麻夕子のポートフォリオ
今後やってみたいことは、ローカル記事を書くこと。
日ごろから九州のグルメや穴場スポットを紹介している雑誌を読むことが好きで、いつか自分もそういう仕事に関わりたいと考えている。
なぜ好きなのか考えてみると、いろんな理由が思い浮かんだ。
なぜ「雑誌」にこだわるのか。
そもそも紙で文章を読むことが好きだから。noteはネットだから矛盾しているかもしれないけど、紙媒体が好きなのだ。
ネットだと、自分以外の読者の存在を意識してしまう。
すごく面白い記事(動画)だったなあ、と思ってコメント欄を開いてみると、ちゃんと見てないくせにマイナスなコメントをする人や、自分の感想とは真逆のコメントをする人。
そのようなコメント欄を見るたびに精神を消耗している気がしてならない。
一方、紙となると、自分以外の読者との関わりをもたなくて済む。自分の世界で独り占めできるのだ。
あと、ネットは足を運ばずに記事を読むことができる。紙は、わざわざ本屋や図書館にまで行かなければならない。
手間だし、これからの時代なんでもかんでもネットになるのかもしれないけど、読者が主体的に読み求める記事は、これからもなくならないと思う。
書く側からしても、わざわざ読者が足を運んでたどり着いた記事だろうからと、読者の存在を想像しながら書けるのではないだろうか。
次になぜローカル記事にこだわるのかについて考えてみる。
私は南の方の九州で生まれ育ち、大学進学とともに福岡に引っ越した。
そのときに気づいたことは、都会(福岡)は他人に全く興味がないということだった。
近所の人に会っても誰とも挨拶をしないし、店員さんもなんか素っ気ないし冷たく感じた。(人によるだろうけど)
地元の近すぎる距離感に鬱陶しくなって離れたはずだったのに、離れてみると地元が恋しくなった。
失恋ソングとかでよくある
「なくなってから気づくキミの大切さ」
みたいな感情を地元に抱いた。
福岡に出て知った、地元の地域性の良さや違いを感じた。都会は誰も他人に干渉しないのが楽で、でもさみしくて。
あんなに嫌いだと思っていた「地域活性」に興味を持つようになるなんて。
自分でも自分がほかの人間になってしまったんじゃないかとびっくりする。
インスタで九州の観光地をPRする投稿を見ることがある。見たい情報がピンポイントでまとめられていて分かりやすい。
でも、コスパ、タイパを意識したような、なんでも無駄なもの省いちゃいました。みたいなPRを見ると正直、「ビジネス感」を感じてしまう。
本当に良かったから紹介しているのではなく、企業にお金をもらっているから紹介しているように感じるのだ。
"SNSに負けないくらい、場所や食べ物の魅力を文章の力で伝えたい"
写真や動画などを使って消費者だけに向けた情報ではなく、お店の人の思いやこだわり、お店を始める前のストーリーなど、お店の人の思いも交えた情報を伝えたい。
それは文章だからこそ出来ることだと思う。
これが私の文章でやりたいこと。熱く語りすぎてまとめ方がよく分からなくなった。(笑)
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