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IVEの新曲「そこに愛はあるんか」

2022.08.22にリリースされたIVEの新曲、「After LIKE」を皆さん聞きましたか?

私はタイトルを見て最初「LOVEがないやん!」と、「そこに愛はあるんか!?」となぜか衝撃を受けました(LOVE DIVE の印象が強すぎる)

曲を聞いたみなさんはもちろん、私みたいに韓国語も英語も分からんみなさんも日本語訳を見て気がついたはずです

「そこに愛はあるんや…」

歌詞を見ていく前に音を聴いてみましょう
私は韓国語も英語もよく分からんので、KPOPは音からまず入ります

イントロの可愛い可愛いレイちゃんの歌い出しの前を聴いて思い出すのは平成初期、MVもなんだかテレビの放送終了みたいな虹色、「え?平成的な感じなん?今回の新曲?」と日本人女の私は思います、そしてそれは裏切られません

サビの後の寂れたレコードのようなぶつ切りのメロディー、そう平成すらも遡り昭和です(KPOPなのに思い切り日本の年号ぶつけているのは許してニャン)

最後まで聞いた私は思いました
ノスタルジックだけど全然古くないむしろそれが「今」っぽい…IVE先生完敗です
誰とも戦ってないけど敗北感に包まれるほど打ちのめされた初聴きを終え放心状態になってしまいました

しばらく打ちのめされた後、「歌詞吟味してみますか…タイトルにLOVEねえし…微妙に聴き取った英語でもLOVEなかったぞ」とYouTubeの歌詞を見ます
なぜか私はIVEの曲にLOVEをすぐ求めてしまいます

サビで繰り返される「What's after 'LIKE'」私は気づきました
これは「愛の前、愛の直前を歌っている…!」何度も繰り返しになりますが、「そこに愛はある」

以下ざっくり解釈です(YouTubeの和訳の意訳)

レイちゃん「好きかどうかなんて、お天気みたいに変わるから自分でもよくわかんない」

イソちゃん「でもそんなんどーでもよくて、キミに夢中ってことだけが大事かも」

リズちゃん「こんな気持ち夢なんじゃないかって思ったし、うまく言えないけど、これが恋ってことだけ分かる」

ユジンちゃん「フワフワしてる気持ちかもだけど疑ってほしくない、好きって気持ち以上、What's after Like」

〜サビは感じてください〜

ウォニョンちゃん「2人の間、2人の心臓につけられた炎はオレンジよりも熱い青、太陽よりも熱い青」

レイちゃん「急降下急上昇の有り得ないグラフみたいな日々だけど満足してる」

ガウルちゃん「私の素直で正直なところを好きになったんでしょ」

リズちゃん「私が何を言っても惑わされないで、もう好きなんて超えてる、What's after Like」

〜サビは感じてください〜

そしてラップパート
わたしたちが望んできたものがありました

「愛」

があるんです
その間は誰にも邪魔できない
やっと会えたね

「やっと会えたね」

やっと会えたね!?

これは愛に出会うまでの物語だったのです…

What's after Like
好きの次ってなんだろう?

その後にIVEは語るのです
LOVEの間には「I」、つまり私がいる

そして執拗に繰り返されるサビの
「You & I」「It's more than 'LIKE'」
好きのその先にはあなた私がいる

これはIVEが紡ぐ愛のほんの少し前、瞬きのような物語…

乾杯🥂

改めて前作2作を聞き直すと
「LOVE DIVE」は好奇心と誘惑してみたい気持ちが先走った愛を知らない女の子
「ELEVEN」は恋の沼に落ちて狂いそうなくらい好きになってしまった女の子
「After LIKE」は恋の少し先、愛のほんの少し手前、もう少しで愛に手が届きそうな女の子

そんな感じに思えちゃって、上手いこと揺れる乙女の気持ちを表現しているなあと脱帽の気持ちになりました

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