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ジャーナリスト長井健司

2023年4月26日、突然の報道、、、

2007年ミャンマーで反政府デモを取材中に、治安部隊に銃撃されて死亡した長井健司さんのカメラが、ご遺族の元に返された。

入手の詳しい経緯はわからないにせよ、妹さんに手渡されたことは、本当に良かったと思う。

ただ、返却を願い続けたご両親は、すでに亡くなられた。

墓前にあるカメラのモニュメント

事件直後に始めた「ビデオカメラとテープの返却を求める」署名活動は、
友人、知人ほか、多くの人の協力のもと、各地で行われた。

集まった署名は、13万人を超えた。
何より、署名していただいた多くの方々には、心よりお礼申し上げます。
署名は、とても大きな力となりました。
遺品のカメラとテープが戻って来ました!


危険を顧みず、報道し続けたジャーナリスト、同級生 長井健司さんは、

「誰も行かないのなら、誰かが行かなくてはいけない。そこで何が起こっているかを伝えるのが僕の仕事だ」

と話していたそうだ。


あれから、あっという間に16年の月日が流れた。

「カメラが戻って来たよ」と報告のお墓参り。



ミャンマーの現状はというと、当時より悪化しているように思われる。

変わらず、国民への弾圧が続いているようだ。

今後も注目し、見守っていかなければならないだろう。


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