見出し画像

思考が追いつかないほど深く潜れ

深遠なるものよ 深く潜れ 
もっと闇に参れ

思考が追いつかないほど 深く
「ある」ことのみが許される 闇の泉

そこに何があるのか?
それは行った者だけがわかる

深く深くに眠る 静かな時
揺り動かすは 気づきし者

眠る赤子のごとく あってない
つかもうとすれば 消え
消えたと思ったら 現れる
意識の片隅に ちょこんと座っている

常にそれを追い求めよ

手に浮かんだと思ったら すり抜け
どこへ行くのか?

追いかけていくほどに
私の奥深く 帰り道はわからぬ

帰る必要などないのだから
帰り道を知る必要もない

空を見上げれば 透き通った青空に
ぽかりぽかりと 雲が浮かんでいく

あれ、私は漆黒の闇に行ったと思ったのに

豊かな森に佇む自分に気づく時
また新たな一歩が始まる


今日はなんかこんな言葉が出てきました。
書き終えたら、The Cure の A Forest が頭の中で響いてました。
深い森と深い心とはつながってるんだなと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?