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あかずの間はなぜ開かぬ?
重い扉を開きしは、清い息吹を呼び込むがため。
あかずの間はなぜ開かぬ?
「あかずの間」と言われているから、誰も開けない、近寄らない。
いつのまにか忘れ去られ、放置され、
開かずのままに時が過ぎていく。
その向こうにあるものはなんだったのか?
だれもがみな忘れたころに、だれかがなにかを思い出す。
あかずの間の記憶を開けるなら、今と同じではいられなくなる。
そこにあるけどないもののように、知らぬふりをしてきたけれど、
どうしてもそこは避けることができないようだ。
扉のこちら側が変わらないなら、扉の向こう側も変わらない。
扉の向こう側と、こちら側はつながっている。
あかずの間は、準備ができたら自然に開く。
あかずの間をどう受け止めるのか?
開ける前にどうこう言うより、その態度を見つめ直そう。
「開かずの間」なのか、「開けずの間」なのか?
いったい何を恐れているのか?
最大のギフトは、最大の恐れの中に潜んでいる。
( E.O様へのメッセージ 190504編)
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