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メッセージ集

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自動書記で書かれた言葉集+α。 申し込まれた方のお名前を見ながらその人に書き下ろしたメッセージを集めました。
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#言葉

鬼の面のうしろには

鬼の面のうしろには 泣いた笑顔の痕がある。 恐い恐いと敬遠され、 誰からも相手にしてもらえなかった鬼。 時々現れる理解者は その面の裏の優しい心を知っている。 外側に焦点を当てると内側は悪者になり、 内側に焦点をあてると外側が悪者になる。 どちらが良いとか悪いとかは いつまでたってもその域を越えられない。 鬼もまた神の一面。 泣こうが笑おうがそれもまた神。 (E.Sさまへのメッセージ 141227)

思考が追いつかないほど深く潜れ

深遠なるものよ 深く潜れ  もっと闇に参れ 思考が追いつかないほど 深く 「ある」ことのみが許される 闇の泉 そこに何があるのか? それは行った者だけがわかる 深く深くに眠る 静かな時 揺り動かすは 気づきし者 眠る赤子のごとく あってない つかもうとすれば 消え 消えたと思ったら 現れる 意識の片隅に ちょこんと座っている 常にそれを追い求めよ 手に浮かんだと思ったら すり抜け どこへ行くのか? 追いかけていくほどに 私の奥深く 帰り道はわからぬ 帰る必要な

あかずの間はなぜ開かぬ?

重い扉を開きしは、清い息吹を呼び込むがため。 あかずの間はなぜ開かぬ? 「あかずの間」と言われているから、誰も開けない、近寄らない。 いつのまにか忘れ去られ、放置され、 開かずのままに時が過ぎていく。 その向こうにあるものはなんだったのか? だれもがみな忘れたころに、だれかがなにかを思い出す。 あかずの間の記憶を開けるなら、今と同じではいられなくなる。 そこにあるけどないもののように、知らぬふりをしてきたけれど、 どうしてもそこは避けることができないようだ。

トンネルの向こうには、、、

長いトンネルを抜けるとそこは、、、 トンネルの中にいる時は 「いつになったら抜け出るのだろうか?」 と同じ暗い風景が続く中を進んでいきます。 思った以上に長いトンネルで、 単調な景色にも飽き飽きしてくる頃、 遠くに小さな光の点が現れます。 一歩、また一歩と歩いていくと、 その光はだんだんと大きくなります。 小さな光の点だったのが、 四方八方に光の筋を撒き散らし始め、 力強い光線となってあなたの顔を照らします。 出口が見えるまでは長い長い道のように思えますが、 光が見

あなたの人生はどんな映画になるだろう?

後ろを振り返ってみるとなにがある? あなたの過去? あなたの財産? あなたの思い出? あなたの前にはなにがある? あなたの未来? あなたの才能? あなたの希望?     どちらを向いてもあなた次第。 今のあなたが作り出す。    あなたの気持ち、あなたの思い、あなたの感情、 あなたが紡ぐあなたの物語。      あなたはどんな映画を作りたい?     フィルムはすでに回っている。   リアルタイムで進んでいこう。