見出し画像

親がいきいきしていると子育てに耐えられる

慢性的な子育てストレスの文脈における心理的資源と健康のバイオマーカー
Psychological Resources and Biomarkers of Health in the Context of Chronic Parenting Stress

子育てはしんどい。

これはどんな親にとっても真理だとは思うが、とりわけ年を取ってから子をもった立場としては相当にしんどい。

50を目の前にした齢で未満児二人が泣きわめく日常というのは体に相当負担がかかる感じがある。

これは絶対エビデンスがあると思って文献データベースを明後日見るがなかなかない。あれこれ探して30分、やっと見つけたのがこの論文。2021年なので、案外手つかずの分野なのかもしれない。

この研究では、20代から50代の子育て世代の女性147名。現在自分がどれだけ幸福か、人生のコントロール感、子育てストレス、その他ストレス、ストレス関連生理学的データ(インシュリン抵抗性、CRPなど)を取って調べている。

結果を示すと、ユーダイモニックなウェルビーイング、これはいきいきと自分の能力を生かして生きている女性は、子育てストレスが高くなっても、体には響きにくいとのこと。

Q: 研究の中で使われていた子育てストレススケールって何?

明日目を通す論文:
Assessing parenting stress: Review of the use and interpretation of the parental stress scale
子育てストレスの評価:親のストレススケールの使用と解釈のレビュー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?