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不登校さんを応援したい理由

私は、大学まで学校に通いました。自分の経験として不登校だった時期はなく、何でそんな私が不登校支援を目指して活動してるのか、改めて考えてみたので、もしよかったら見てってちょんまげ。

大学を卒業した後、わたしは、学校の先生になりました。

なりたくてなった職業です。

無事に教員になれたことも、生徒を相手に授業をすることも、部活の指導をすることも、最初の内は楽しくて楽しくて。

でも段々、疲れちゃったんです。

勤務の時は12時間くらい学校にいました。お家に帰ったら寝る以外の行動が取れないくらい疲労困憊。お休みは平日に1日と日曜日の週休2日。でもそれも日曜日に部活の試合があると潰れてしまいます。

その生活を3年くらいやって、「もうだめだー!私にはできないー!」って退職しました。

これが私の中で結構大きめな挫折。

だって周りの先生たちはやってることなんですもん。私だって本当はそういう環境でも挫けずに続けなければいけなかった。みんなできているのに自分はできない。自分ってダメな人間だったんだ。

みたいに思ってたんですよ。(過去形で言えるようになって嬉しい。笑)

そこからは働くことが少し怖くなってしまって。実を言うと教員時代、人間関係でもトラブルがあったので、その面も含めての怖さでした。

そこから、自分が楽しいと思える働き方、生活のリズム、生き方を探して探して、もう6年になります。

辿り着いた場所は、私が思っていた”普通の生き方”とは違う世界でした。

会社員にはならず、収入も多少不安定、だけど、自分がしたい教育のお仕事をして、一日に働く時間は長くとも6時間くらい(?)で、自分のための時間をたっぷりと確保できる生活リズムです。

教員時代には思ってもいないほど、ゆるゆると生活しておりまして、自分のペースで過ごすことができる今の環境を愛しています。


と、まずは、ここまで読んでくださってありがとう。

次に、みなさんは、このキャリアの流れをどう思いますか?

ひぇー、とんでもない生き方をしている!

こんな生き方ありえない!

そんな風に思う方いますかね?

(もちろん、いてもいなくってもいいんですけども。)


もし働く環境が自分に合わないのなら、転職をする、もしくは働き方をそもそも変えて、自分に合ったライフスタイルを作る。

これって大人の世界だと、全然普通と言いますか、むしろ当前の考え方だと思うんです。

なのに、学校の世界(子供たちの世界)だと、そうじゃないって言う部分にとっても違和感があります。

もし学ぶ環境が自分に合わないのなら、学校を変える、もしくは学び方をそもそも変えて、自分に合ったライフスタイルを作る。

「これって全然普通だし、むしろ当然の考え方だよね?」って現状なっていない事が私にはとっても違和感なんです。

もちろん、不登校さんの中には、そもそも「学校に行きたい」という気持ちを抱えている生徒さんもいらっしゃると思います。そういう場合はまた話が違くって。

私が今話したいのは、生徒さんたちが取り得る「選択肢の広さ」の部分です。

もっと選択肢って多くっていいよね?

大多数と違う選択肢を選んだっていいでしょ?

単純にその人の好みの話だもんね?

現在不登校で、学校へ通えるようになりたいのなら、そのためのサポートが必要であるけれども、学校へ通いたい理由がないのなら、無理に通う必要ってあるの?

そんな気持ちで書いたのがこちらの記事だったりします。

大人が自分の働き方を自分で選び、そして作ることすらできる世界になってきていると思うからこそ、子どもたちも、自分にとって過ごしやすい学ぶ場所を作る機会がこれからどんどん増えたらいいなぁ。

そんな気持ちを持って、どこでも学ぶことができるオンライン家庭教師というお仕事をしております。


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