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かっこいい老夫婦に勝手に刺激を受けたおはなし

志田わらびです。

ある日の駐車場のワンシーン

最近、自分が年を取ったなーと思います。
ということは、
まわりの人もみんな平等に年を取っている
ということがやっと腑に落としこめたおはなしです。

写真は、ある日の駐車場での一コマです。
車一台分のスペースに
仲良く二人で、停めて
お買い物に来ています。
ご夫婦かな?

私は、この時点で、
この電動車いすを見て
老夫婦の姿を勝手に想像していました。

別の日、この電動車いすで、
道をさっそうと進んでいく
お二人の姿を見るまでは…。

全然、老夫婦じゃなかったんです。
いや、確かに、老夫婦でした。
後期高齢者のゾーンだと思います。
でも、老人というには似つかわしくない
イケイケなお姿でした。
おばあさんはロングのパーマヘアーを
ふあっさ~となびかせていましたし、
おじいさんは、エグザイルみたいな
サングラスをかけていました。(語彙力)

その姿から
若かりし日のお二人の姿(世界観)を
思い描けるような気がしました。
これまた勝手な想像ですが。

その時
私がイメージとして持っている
”おじいさんおばあさん像”が、
大正生まれの自分の祖父母の
年代の方のまま
止まっていることに
気づきました。ショック!
あの頃のおじいさんおばあさんたちは
みんなもう天国にいっちゃったんですよね。

今、おじいさんおばあさんになってる人たちは、
私が子供のころ、
かっこよかったお兄さんお姉さんたち。
あこがれたものです。

年を取るのは、みんな一緒に
平行移動。
自分だけが年をとるわけじゃない。

今まで私は、
「自分は もう年をとって、
若い人にはついていけないや」
とか、
「時代遅れになってしまった」
という気持ちから、
新しいもの、今のものを一生懸命分かろうとした日もありました。
その挑戦はやめてはいけないと思うけど、
自分の経験してきた時代を
悪い時代だったと
闇に葬ろうとしなくても
良いような気がしてきました。

少し、安心して、
よーし
もっと自由に
今まで自分が好きだったことや、
好きだったものを
素直にいつくしんでいこうと
思いました。

勝手に色々想像して、
ぶつぶつ言いながら、家路につく私でした。

読んでくださって
ありがとうございました。
o(〃^▽^〃)o


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