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彼女もちの人を好きになった話

タイトルから分かる通り、身近な人に話すような内容ではないけど、吐き出す場所が必要な話です(笑)
しばし悲しみのウォンバットの恋愛話にお付き合いください。。。


好きになったのは同じ部署の3つ上の先輩。
私の入社直後に海外に駐在されていたから同じ案件を担当するまでは一切関わりが無く、正直どんな顔をしているかすらも怪しかった。
2年目の半ばくらいから遠隔地ではあるけれど同じ案件を一緒に担当することになり、コミュニケーションの量は増えたけど単に年の近い話しやすい先輩程度で特に意識することも無かった。

入社2年目の終わりごろ。
たまたまその先輩の駐在先に出張に行く機会があり、事前準備から滞在中のアテンド、帰国後の出張精算に至るまでかなりお世話になった。
多分本人の元々の性格もあるとは思うけれど、今まで関わったことのある男性の中で1番細かいところまで気が配れる人で、相当彼女や10個上のお姉さんに鍛えられたんだろうな~と思っていた。

でも、それもあるけどそもそも社交的というか、エネルギーが外や人に向かっているような人だとも感じたので、そういうところはステキだと思ったし、自分にはないものをもっている人にみえたから羨ましさや憧れという気持ちもあった。

その後は本当に業務が忙しすぎたのと、個人的に仕事の悩みが多い時期だったこともあり恋心なんてロマンチックなものを感じる余裕もなく、なんなら相手の良くないところも見えたことでイラつくこともありながら半年程度が過ぎた。
業務が一段落した際、LINEで思いっきり先輩に不満をぶつけてしまったことがあった。
すぐに電話がかかってきて、お互いどんなことを感じながら業務をしていたか、大変だったし迷惑をかけてしまったこともあったけど一緒に仕事できたことには感謝していることを伝えあった。

いわゆる「コロナ世代」と社内で呼ばれる時期に入社して、会社になじむのに時間を要したので、こんなに心の内を話せる先輩ができると思っていなかったし、何より仕事ができる先輩だからこそ尊敬の気持ちと感謝の気持ちはとても強かった。
人として、尊敬できる人だと思った。


自分がもっている気持ちが「好意」だと気づいたのは何がきっかけやったんやろう。
明確なきっかけかは分からんけど「結婚を決めた」というワードが先輩の口から飛び出したとき、
「あぁ、私はもうこの人の特別になることはできひんねんな」
と思って自分の気持ちが「好意」だったと認めざるを得なかったのかもしらん。

「認めざるを得なかった」というのは、彼女もちの人を好きになるべきではないというのがずっと頭にあったから。
でもわざわざそんなことを意識している時点で、もう好きだったんかもしらん。


厄介なのは、先輩にとって私という後輩が1番関わりのある後輩で、おそらくは多分
「なんか面白い子」
と思われているクサいのでなんやかんやと世話を焼こうとしてくれるところ。
そんな人が5月から日本に帰ってきて、最悪なことに隣の席で仕事をしてるんやからたまったもんじゃない。
同棲を始めたこと、彼女に余裕があるときはお弁当を作ってもらっていること、できるだけ定時で変えるようになったこと
先輩の生活に変化が起こっているのを感じながら仕事するのはつらいし、その左手に指輪がはまったら私はどうなるんか分からんすぎて怖い

気持ちを伝えられないまま、この気持ちを自分でなんとかしないとあかんことへの絶望と、相手がいる人を好きになることの現実を身をもって経験した

さて、どうしようか


ほなね。








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