副鼻腔炎手術日記(5)

読んでいただきありがとうございます。
第5回は退院以降の①です。
回復には結構時間が掛かりました。。。
まだ完治には遠いようですが。


退院 ~それは新しい自分の始まり?~


月曜の朝に退院の予定です。
前日に、9時から外来診察が始まるので8時半頃に外来診察に行くよう看護師さんに言われました。
相変わらず鼻に詰め物があり、綿球(めんきゅう)が入った状態で1時間おきに目が覚めます。
毎回綿球は真っ赤に染まり、鼻血も止まっていないようです。
食事は術後最初のおかゆ以降は通常の食事に戻っており、普通に食べられるようになっています。臭覚は戻ってないですね。

診察では順調との診断で、退院OKとのことです。
診察のあと、看護師さんから鼻うがいの指導を書面で受けました。
鼻うがいのツールの実物無しで、紙を元に指導されたのであまり理解できず。
せめて動画くらいあると良いんですが。。。
さっそく売店に行き、鼻うがいセットを購入しました。
ハナクリーンS というもので、本体3 千円弱、塩の粉末が30個入りで1千円ちょっと。
あとで、帰り掛けにドラックストアに立ち寄り、綿球も買いました。
こちらは2百円弱でしたが、ドラックストアによって値段が結構違いましたね。
ちなみにドラックストアは3件周りましたが、ハナクリーンSは売っておらず。

診察が終わると一旦病室に戻り、部屋を片づけて退院の準備です。
数日間でしたが大変お世話になりました。
最後に会計をして完全に退院です。
お会計は合計約30万円(個室料金込みです)。
予想通りでしたが、やっぱり結構な値段ですね~。
クレジットカード払いにしました。

ちょっと話はそれますが、病院に数日居て感じたことを。
診察・治療に限らず、医療に関わる方々の真摯な姿に感動しました。
普段はあまり医療機関とは縁のない生活をしていましたが、あらためて
社会を支えている方々なんだな、こういう方々がいるので私たちは
安心して生活ができているんだと、思いました。
こんなところで何ですが、お礼を申しあげます。
いつもありがとう。

自宅までは徒歩10分程度、ドラックストアに寄ったりしましたが、
鼻周辺の痛みからか、頭がくらくらして早くは歩けず、何倍も時間が掛かりました。

1時間おきに目が覚めてしまうので、妻と相談のうえ暫くは別々の部屋で寝ることにしました。

火曜日 ~退院翌日、苦しみは続くよ~


鼻周辺の痛みが継続しており、予定外でしたが急遽病院へ行き、診察してもらいました。
新たな診断はありませんでしたが、痛みがひくまでは痛み止めは最大1日3回までは飲んでよいとのこと。この後1週間程度は毎日3回痛み止めを飲み続けました。
また、鼻の詰め物を少し抜いてもらい、若干呼吸がしやすくなりました。
帰ってから翌日からの出社は無理と判断し、とりあえず1日休暇の追加をお願いしました。

水曜日 ~退院2日目、人間性が見えました~


鼻周辺の痛みや、1時間おきに起きてしまうのは相変わらず。でも、涙は止まってきました。
まだ会社に行ける状態ではないので、あらためて会社に追加1日の休暇をお願いしましたが、上司からは「1週間休むと診断書が必要」と素っ気ない反応。こういう時に人間性が出ますよね。。。残念。
同僚からは「仕事が大変」とのメールが来ましたので、なんとか翌日には出勤しなくては、という気持ちになりました。

入院関連の書類整理と併せて、保険金の申請もしました。
定期の生命保険の特約と、掛け捨ての健康保険とで、あわせて55千円程貰えそうです。
保険金の申請ははじめてでしたが、いまどきは全部スマホでできてしまうんですね。
領収書は入院関連の書類を写真としてアップロードし、状態をいくつか入力するだけで数日後に保険金が振り込まれてきました。
後日保険金の払い込み完了のハガキも来ましたが、「入院大変でしたね」とか「お大事に」とか書いてあるわけでもなく、なんだか冷たい感じがしました。
病気の様子があまりわからない中で、通り一編の言葉ではいずれにしても伝わらず、あえて冷たい文章にしているのかと、勝手に解釈しました。(合ってます?理由をご存じの方がいたら教えてください。)

翌日の木曜日もあまり状態変わりなく過ごしました。
(次回第6回に続きます。いよいよ職場復帰です。)



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