不登校パパ

大学では教育学専攻の元ジャーナリスト。現在は在宅ワークしつつ小学生の娘をもつおっさんで…

不登校パパ

大学では教育学専攻の元ジャーナリスト。現在は在宅ワークしつつ小学生の娘をもつおっさんです。 不登校気味の娘との日々や感じたコトを、ありのままに書いていきます。

最近の記事

【生きづらさを感じる】4:家出の動機と親の想い

「お母さんに手を出されたから帰らない」 これが娘が家に帰らない理由でした。 とはいえ、妻を弁護するつもりもありませんが、今まで”しつけ”と称して手を挙げることはありませんでした。 ここからは、私達夫婦が共有している子育てへの考えです。 学校の宿題で間違いだらけでも、「お直しして間違いに気づければOK」。「やりたい事は色々とやってみたら?」というのが基本のスタンス。つまり、子どもだから失敗しても、そこから学んで次がある。そして、「無理強いはしない」というのが、私達が守って

    • 【生きづらさを感じる】3:家を拒絶した娘

      すみません…少し時間が空きましたが、その後に色々ありまして、娘は学校を休んでいます。 この2ヶ月で娘の性格は変わりました。というより、別人です。 元々、集団行動は苦手な方でした。 自分の気持ちを上手に伝えるのも苦手。 自分の気持ちに整理がつかなくなると、自分の部屋に籠ることも、しばしばありました。 それでも、「時間を守らない」「他人モノは盗む」「嘘はつく」という愚行だけはしませんでした。 それが。。。GWの後半には家を出ていき、警察を呼び、捜索が行われました。発見された

      • 【生きづらさを感じる】2:きっかけは“ウソ”

        「今の話って“ウソ”じゃないんちゃう?」 その一言で、彼女の「妄想」は「非行」へと変貌しました。 深夜に家を抜け出したことある? 私はあるよ。 月がとても綺麗だった。 不審者が怖かった。 「夜中徘徊をしているのはご存知ですか?」 思いがけない話に言葉が出ませんでした。 闘病中の私は毎日睡眠剤を飲んでいて、夜の異変には気付きづらいのですが、妻も全く心辺りがないとのことです。家の扉、玄関の靴、自転車の動いた形跡もありませんでした。 アニメ•ファンタジー小説•おままごとが好

        • 【生きづらさを感じる】1:家出を繰り返す娘

          始めまして。現在、小学生の娘をもつ40歳のおっさんです。 まずは、私の自己紹介から。 私は某マスコミで記者として働いていて、新卒3年目で結婚しました。その後、うつ病になってしまい、娘の妊娠が分かった直後にその職を退職。 その後、病気の具合と折り合いをつけながら生活を繰り返しています。 さて、そんな中表題にもある通り、今月に入って、小学生の娘が家出→施設に保護される…という事件がありました。 2回とも警察に連絡をして、児童相談所に保護されています。 怪我や犯罪に巻き込まれ

        【生きづらさを感じる】4:家出の動機と親の想い