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写真家ドアノー/音楽/パリ 展のアコーディオン

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムさんで行われていた展覧会「ドアノー/音楽/パリ」 こちらに展示品として出張しておりました100年前のキャバニョロアコーディオンが先日、谷口楽器に帰ってきました!おかえりー!

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フランスの国民的写真家ロベール・ドアノー

フランスの国民的写真家ロベール・ドアノーの音楽に特化した作品を集めた展覧会です。私も行ってきましたが、とっても素晴らしかったです!写真から音楽が流れてきそうなくらいの躍動感、ダンサーたちは今にも踊りだしそうな、そんな生き生きとした瞬間ばかりがおさめられた写真の数々でした。ドアノーさん自身も「耳から写真を覚えた」というくらいですから、音楽が好きでバイオリンなどの楽器も演奏されていたようです。残された写真を見ると、音楽や人間の生み出す「生き様」や「非言語的」なものに魅了されていたということがよく分かります。

せっかくなので、今までのドアノーさん関連のツイートを振り返ってみることにしました。

12月ごろ、展示が決定


厳重梱包で搬入してきました

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Bunkamuraさんのドアノー展公式HPにて、キャバニョロアコーディオンの特集記事がUPされました!


ポストカード持参で入場料割引特典

ドアノー展はグッズのデザインやフライヤーの色味もおしゃれで、帰りの物販エリアで買いたい衝動を抑えるのが大変でした。笑

  

シエスタさんの生演奏

最終日、すぐ横にありますカフェテラスにてボタンアコーディオンとバイオリンユニット「シエスタ」さんの生演奏がありました。自然の日差しが差し込む吹き抜けの会場に、シエスタさんのパリのカフェを思わせるようなミュゼット音楽が響き渡っていてとても素敵でした。とても良い雰囲気♪


映画も観てきました

同じくBunkamuraさん内にあるシアターで上映されていたドアノーさんの映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー〈永遠の3秒〉』

ドアノーさんの歩んできた人生やご家族の話、アトリエなどの様子が映されていました。印象的だったのは、ドアノーさんの写真のほとんどがモノクロだということ。時代的背景も理由のひとつではありますが、ドアノーさんの映し出す人物や風景以外のもの(非言語的メッセージ)をより際立たせるためにふさわしい色は、カラーよりも白黒なのだなと感じました。

今の時代、音楽も動画もたくさんの選択肢があって、そのほとんどがカラーでしかも速くキレイに見ることができますが、モノクロでしかも動きのない写真でこれだけの心の動きを魅せられるドアノーさんの技術力とセンス、芸術という分野において本当に大切なものを思い出させてくれました。

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ドアノーさんの素晴らしい作品に出会わせてくれてありがとう!キャバニョロアコーディオン!


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