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幸せな職場と気づく

今の会社に転職してから、やっと5年目。少し前までは13年勤めた前の職場に未練タラタラでした。今も大好きなのは変わらない。最先端の半導体メーカーだし、今でもどこにも買収されず、強い企業。そして、何より好きだった環境はその強い企業で出会った人達が素晴らしかった。当時は景気も良く会社が伸びている時で、社員が生き生きとしていて明るくて仲も良かった。
でもね、楽しい環境は永遠には続かないよね。上司が辞め、同僚がどんどん辞めていき新しいトップの元でリストラも乗り越えひっそりと残った古株は2割くらい。。そして、私も卒業した。

そんな強烈な思い入れのある会社のあと、2度目に出会ったのが今の会社。同じ外資系とは言え全く違う業界。服装の規定とかお役所みたいな規律もあるし、3年くらいはずっと愛着がわかずよそ者気分でいた。
けれど、ゆっくりと幸せな環境なんだと気づいてきた。
気がつけば、上司は放置プレイ。結果重視であとは何も言わない。そして、驚くほどスピードはあまり求められない。そのせいなのか、皆に心の余裕があり同僚たちはやはり優しいのだ。今はコロナの影響で、社員が2つのグループ分けをされておりローテーションで週二回の出社という環境。そして、このグループ分けでも自分の上司とは別のグループになっている私。
信頼されているのかな?嬉しいぞ。そして、9月の初めにオンラインで部署のヘッドとパフォーマンスレビューがあった。

僕からは何もコメントがない、良くやっている。逆に君から仕事のことや環境、同僚のことでコメントがあれば教えて欲しい

と言ってくれた。これ以上にうれしい事はなかった。
日本人のマネジメントに、こういう人は少ないと思う。これは、昔大好きな会社で上司がずっと褒めてくれた頃と似ているじゃないか。
今の職場が幸せであることに気がついて良かった。
今の環境に感謝したい。


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