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日本人に寄せまくってるけれど実はネワールのポテンシャル高いシェフがいるよ@分倍河原 シィリ・クリシュナ

分倍河原を
舐めてはいけない

府中に行く用事があり
そのついでに分倍河原にある
インドネパール料理店を探訪。

シィリ・クリシュナ
2008年10月オープン

分倍河原駅から徒歩10分。
静かな住宅街にありました。

「家庭ネパール料理」
「本場の味カレー料理」
心をつついてくるワードが
入り乱れる店頭

木のぬくもりを感じる
ほっこり温かい店内。

入り口入ってすぐは
カウンター席が並び
奥にテーブル席があります。

ちょっと驚いたのが
日本人客が次々とやってきて
居酒屋利用しているみたい。
すっかり分倍河原になじんでいます。

ネパール・ネワール出身のシェフと
日本人の顔立ちに似た
ネパール人の接客係の2オペ。

接客係の方は日本語堪能で
腰の低いとても丁寧な接客。

シェフは日本語はあんまり
話せないようですが
胸に「カレー店」という刺繍が入った
店のポロシャツを着てて
ちょっと可愛い。(欲しい)

メニューは居酒屋料理とインド料理
ネパール料理が混在しています。

枝豆に鶏皮炭火焼きがあると思えば
チャウミンやチョーエラもある。

ししゃもやバターコーンなどもあり
かなり日本人に寄せた構成。
そして安い!

セットメニューは
ナンカレーが並びます。

ダルバットセットもあるのですが
ダルとバートのネパールのダルバートではなく
インドネパールのセットの
豪華版と言った感じ。

お酒類は充実。なんと!
チャンもあるではないですか。

チャン 490円

というわけでチャンをオーダー。
あったら飲むしかないっしょ。

日本でいうところの「どぶろく」
韓国の「マッコリ」的な飲み物。

酸味強すぎず爽やか美味しい~
そしてほんのりシナモンの香り。
これいいわ~~

まさかこんなに日本人に寄せた
お店でチャンが飲めるとは!

お酒を頼むとパパドが付いてきます。
パパドをポリポリ食べながら
チャンをグビグビ・・

スクティ850円

居酒屋メニューは安いですが
ネパールメニューは
それなりのお値段ですね。

一見中華の炒め物のようにも見える
野菜入りのスクティ。
ふぁ!これもとっても美味しい~

ネパールの乾燥した肉の炒め物。
固すぎず噛みしめると旨味がじゅっ。
全体的な味付けもバランス良くこれ好き~

バトマスサデコ
金額失念

メニューにはなかったのですが
頼んだら作ってくれました。

グンドゥルックバトマスサデコが
食べれたら最高だったのですが
さすがにグンドゥルックは
ありませんでした。

これもイケる!
かりっかりの大豆に玉ねぎミニトマト
パクチーが和えていて
良い酒のアテ。

もっとネパール料理
出したらいいのに・・

と言ったのですが、分倍河原に住む
日本人の間ではネパール料理の注文は
ほぼないので少しずつ
減らしてしまったみたい。

食べログを見ると以前は
ネパール鍋(ギャコク)も
メニューにありました。

今はメニューに載ってないけれど
事前に予約すればギャコック鍋
作ってくれますか?と聞いたら
「ざ、材料があれば・・」
というお返事。

誰か一緒に食べに
行ってくれる人いないかな~?(笑)

※ちなみにネパール語の先生曰く
ネワールの人が作る鍋料理は
ギャコック鍋とは言わないらしいです


最後に宣伝!
中東菓子バクラヴァのZINE
「Baklava BANZAI deluxe」発売!

まだ販売方法が見つかっておりません。
販売先が見つかり次第
ご報告させていただきます。
※置いてくださる本屋さんや飲食店など
ありましたら教えて下さい

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コーナーにじょいっこ登場!

ベトナム料理の
「バインドゥックノン」の
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自費出版した#じょい本
新大久保にある
バングラデシュ料理店
サルシーナハラルフーズ
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知名度は低いのに
特急が止まる分倍河原
京王線とJR南武線が通る
隠れた実力派
ネワールのシェフのように
ひっそりと爪を隠す
分倍河原を舐めてはいけない
分倍河原駅から徒歩10分
シィリ・クリシュナ

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