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進撃の就活Day2ー企業分析

こんにちは。台湾正規留学生のTomoyoです。
台湾時間の5:30に起きるのはやはりきついです。笑
今日は「企業選定/市場選定」についてアウトプットします。

1.伸びている企業を選ぶ方法

私たちが企業を見るとき、ついつい売上高に目が行ってしまいますが、実は一番重要なのはその企業の時価総額です。
「市場が命」
大手不動産企業や人材紹介企業の売り上げはIT企業よりはるかに高いですが、時価総額はIT企業の方が何倍も高いです。これはITの市場が伸びていて、成長が最も期待でできるから。
私たちはどの企業が伸びるか=どの市場を攻めているか、ということを意識しなくてはいけないです。

2.企業を成長させるのは投資家

資本がなければまず会社として成立しません。まずは投資家から資本を調達するところから始まります。
起業するときに自社株を捨ててお金を調達することをイクイティファイナンスと言います。私たちが知っているような世界の大企業の創設者たちは、皆この方法で資金調達をしています。
①二つの企業タイプ
企業は主に「スタートアップ型」「スモールビジネス型」の2タイプに分けられます。その中でもスタートアップ型は「成功をしたら、短期間で巨額のリターンを生むことができる」タイプの企業です。それに反し、継続的に、緩やかに成長するスモールビジネス型はそこそこのリターンを着実に得ることができます。
スタートアップ型は出資。外部から資本を受けて急成長する。いわば投資家たちに未来に投資してもらいます。
スモールビジネス型は融資。銀行から調達して確実に成長する。投資家たちには過去に融資を出してもらいます。
②実例
でも世界には投資家は数えきれないほどいますが、どのような投資家に投資してもらえたら企業は成長できるのでしょうか。
マイクザッカーバーグはわざわざ資金調達のためにシリコンバレーへ行きました。なぜならシリコンバレーにはトップの投資家たちが集まっているからです。投資家に知ってもらうことで、はじめてスタート地点に立てます。
一方、スモールビジネス型の企業は急成長を求めないため、融資を出す銀行に行って資本を調達します。

3.投資の基礎知識を理解する

投資と聞くと専門用語ばかりで、違う世界の人のこと、と思っていましたが、じつは意外と身近にあるものであり、知識さえあれば私にだってできる可能性のあるものです。そう思わせてくれたのは戸村さんが紹介されていた22歳の学生です。彼は1年少しで20億円を調達するという偉業を成し遂げました。このような事例があるということは、実は自分にもそのような事業にかかわるチャンスが回ってくる可能性は十分にあるということです。

4.会社が伸びるには

一つの企業が成長するにはたくさんの投資家からの支援が必要です。そのためには世界のトップ10%の投資家に投資してもらう必要があります。これは極めて伸びている会社にしかされない「フォローオン投資」といい、なぜなら、「トップ10%の投資家が投資した企業」という風に話題になれば、こんなにイケてる投資家たちが投資していたらいずれ上場するだろうという心理と見込みがつきます。ある意味口コミのようなものです。これにより、たくさんの投資家に注目してもらえます。
先ほどのマイクザッカーバーグも同じ原理で、わざわざ場所を移して投資をしてもらおうと努力しました。

5.まとめ

上場企業にはインサイダー取引(インサイダー情報(会社に関する未公表の情報)を知っている状態で、その会社の株式を取引する行為)がありますが、未上場企業にはありません。イケてる投資家たちは成長が期待できる企業に目をつけ、未上場企業に投資します。先ほどの22歳の方の例はまさにこれで、スタートアップに投資をする投資家に注目すれば、どのような企業が成長するのかが見えてきます。市場を見るということは、投資家を見るということでもあるのです。これにより、企業分析をすることもできます。

6.ネット上の企業分析に騙されるな

就活について語っているyoutuberやサイトがたくさんあります。戸村さんは「僕が見た限り、まともな事を言ってる人は一人もいなかった。なぜなら、就活斡旋業者しか企業分析について動画を出していないから」とおっしゃっていました。なのでしっかりと進撃の就活で正しい知識を学び、何が正しい情報なのか判断できるように気を付けたいです。

7.今日習った専門用語

ステークホルダー:企業が経営をするうえで、直接的または間接的に影響を受ける利害関係者のこ。
インセンティブ:「動機付け、報酬」です。 何かの行動を起こさせることを狙って意図的に刺激を与えたりすることを意味している。
SEED:起業前のスタートアップ、大枠のビジネスが決まった段階、ステージを表す
Series A:スタートアップに対する投資ラウンドの1つの段階
Series F:企業評価額が大きく上がる、大規模な資金調達をおこなった場合の未上場企業
ユニコーン企業:ユニコーン企業とは、企業評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を指す

30分という短い時間ですがものすごい情報量でした。とても濃く有意義な時間を過ごさせてもらえてることに感謝をしながら明日からも頑張ります、、!


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