天橋立にツーリングに行ったが、天橋立を見たわけでは無い
雲一つない青空の下、相棒を転がしながら天橋立を目指す事3時間。
道中、特に何があった訳でもなく、上司の方々と楽しく井戸端会議的な休憩をはさみながら走り続けた。
先日、バイクを納車したばかりのメンバーのウキウキ顔を見ていたら、こっちまでウキウキワクワクしてしまった。やはり、良い事も悪い事も、空気って感染するんだな🤔と、改めて学ぶ事が出来た。
そして、着いた先は天橋立。
ではなく、「くじからラーメン」
メンツーと言うのか、ラーツーと言うのか、未だに自分の中で答えがハッキリしない。
ラーツー＆メンツー→ラーメンツーリングの略。
ラーメンは好きだけど、それを目的にバイクで走り出すほど興味があった訳ではなかった。
ただ、なんとなく上司に誘われたし、「行ってみようかな～」くらいの感覚だった。
いざ、店に到着すると、”大行列”という程では無いものの、それなりに列ができていた。
組数で言うと、前に3組程。人数なら7、8人程度だった。
ご丁寧に、お店の前にメニューを置いてくれているおかげで、事前にメニューを決めておける。これも行列が出来るのを見越してなのか、連日行列を捌く中で培われた知恵なのか。
おそらくメインであろう、「くじからラーメン」を選ぶものの、そこには注意書きとして【クセあり】の文字が⚠️
気にしない。全然気にしない。
こんな遠いとこまで来て、毒にも薬にもならんラーメンを食べるくらいなら、いっそうのこと、クセに溺れたい!!!!
なんて事を考えてる間に注文の順番が回ってきた。ここまでで30分程度。そんなに待つ事も無く、回転率が良いんだな～。程度にしか感じなかった。
「くじからラーメン1つと、チャーシュー丼のセットでお願いします！」
事前に決めていたおかげで、スムーズに...
と言っても、メニューはラーメンだけなら4種類だけだったので、とくに迷う事も無かった。
(サイドメニューはチャーシュー丼のみ)
※アルコール別
そして待つこと15分で、早々と着丼した。
くじからラーメンが750円とチャーシュー丼が350円で1100円。最近ラーメンが高くなってきたが、観光地の飯屋でこの値段はおそらく安い？？(ごめんわからん。)
まずはスープを一口...
「え、なにこれ、うまっ👀!!」
シンプルな言葉がすぐにでてきたところからすると、本能的に美味さを、いや、旨さを感じていたんだと、振り返って思う。
醤油”風味”では無い。これは醤油だ。そう思わずにはいられない程の醤油の芳ばしさを感じ取れた。これは、「濃い」とはまた別。醤油の味だ！
説明書きにあった事を思い出した。
”こってり”だけど”さっぱり”
”濃い”けど”薄い”
見ればわかる。完全な矛盾。でも食べればわかる。矛盾を理解する事ができるって事。
麺はつるっつるのシコシコ麺で、スープの複雑さとは真逆。シンプルでわかりやすい。とにかく箸が次の麺をずっと追い続ける。
家の近くに無い事が惜しい...なんて、まるで評論家気取りな口振りで書いてはいるが、伝えたいことは1つ。
めっちゃくちゃ美味いってこと。
そして、このチャーシュー丼が良い意味で裏切ってくれる。チャーシュー丼なんて、どうせ刻んだチャーシューの上に甘辛いタレをドバーの、脳死コンボでしょ？ww
くらいの感覚だった。(どんな感覚やねん)
無駄なものは全て省いた、スパイシーな味付けのチャーシューとネギ！
まるで、「こんだけあれば十分なんだよ。」というメッセージのようなダイレクトアタック。
回りくどい言い方をしてるけども、本当にそういう衝撃と感想が、コンマ何秒かの間に頭を駆け巡ってくる。それくらい衝撃的だったって事を理解してほしい。
ごちそうさま。
最高のラーメンでしたと、感謝の言葉を述べたあとは、お約束のアイスクリーム。
黒豆の風味が、ラーメンのおかげで完全にぶっ飛んでしまった。普通のバニラアイスを食べているかのような感じだったけど、普通に美味しかったからヨシッ👉
ここで言っておきたい事がある。
「アイスクリームがデザートだと誰が決めた？」
俺はアイスを食べたとは書いたが、デザートを食べたとは一言も書いていない。俺にとってデザートとは最後の〆。すなわち、アイスクリーム等に限ったものでは無いと言うこと。
これだぁぁぁぁぁ！
アイスクリーム屋さんのお向いにそびえ立つ、海鮮屋さんみたいなとこ(？)で、岩牡蠣を食った。つまりこれがデザートって話しぃ。
シーズンでは無いものの、とにかく身がプリプリで濃厚だった。
1つ失敗したなと思う事があるとすれば、それは牡蠣を切ってもらったこと。
切らずに一口で食べて、口いっぱいに頬ばれば良かったなと後悔した。次のシーズン時には、切らずに一口でズルっと言ってやるってばよ!!!!
楽しい休日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？