コロナ禍だからこそ、旦那とオンライン結婚式を作りました
2020年、世界が新型コロナウィルスで様変わりしました。私たち夫婦は、ごく一般的な親族や友達を呼び成大に行われる結婚式を挙げることができなくなりました。そんな中で、私と旦那さんのスキルとアイディアを総動員して、2021年6月にオンライン結婚式を完成させました。このnoteはその記録です。
経緯
2019年10月2日
入籍する。
2019年12月
結婚式をすることを決め、前金10万円を支払う。
2020年1月
式場、日程が決定。(2020年7月5日@代々木クルック)
2020年春
世間が新型コロナウィルス一色になる。
2020年4月
結婚式の延期を決断。
2020年7月
家族のみの挙式を検討し始める。
2020年9月
家族と親戚のみの挙式と食事会をすることに決定。
2020年12月19日
家族と親戚のみの結婚式。
2020年6月
オンライン結婚式完成。
感染拡大防止のために友達を呼ぶことをあきらめた時は、悲しさも葛藤も悔しさもありました。でも、今は、「家族と親戚のみの挙式&食事会、友達へのオンライン結婚式」の合わせ技をして、本当に良かったと思っています。
むしろ、普通の結婚式よりもよかったかもとさえ思っています。それだけ、私たち夫婦は満足しています。
オンライン結婚式のアイディアが固まるまで
もともと、私たち夫婦は、今まで苦楽を共にしてきた友人こそ結婚式に招待したいと考えていました。なので、大人数が集まれないコロナ禍の今は、家族と親戚のみの挙式&食事会(以下、家族挙式)と、コロナ後に友人たちとは二次会のような披露宴をしようと考えていました。それだけ私たち夫婦にとって、友達にそれぞれのパートナーを紹介したいという気持ちは大事なものだったのです。その後、家族挙式+友人たちとの二次会を検討しているうちに、友人たちにこそ私たちの結婚を承認してもらいたいと思うようになりました。
まず始めに考えたことは、当日結婚式に参加ができない友人たちも結婚を承認してもらえる仕組み作りです。
結婚式に欠かせない、招待状と返信ハガキ。それらに一工夫することで、友人たちも承認してもらえないかと考えました。
何度も話し合い、試行錯誤を重ねた結果、家族親戚用には一般的な結婚式の招待状を手作りしました。(その記録もnoteにしたいな!)
友人たちには、結婚式の招待状の代わりに、結婚式に参列できなくても結婚の承認をしてもらいたい旨のお手紙とお互いのプロフィールを、返信ハガキには私たちの結婚を承認するorしないを選択してメッセージを書いてもらうことにしました。
2つ折りの表
中身
返信ハガキ
これは実際に送った手紙とハガキの画像です。
2020年11月に送り、家族挙式前の12月10日までに返信するようにお願いしました。
届いた友人たちからの返信ハガキをまとめたものと、家族、親戚の前で私たちは結婚を誓い合うというスタイルの人前式をしました。
結婚証明書もハガキサイズで作成し、そこにサインする形をとりました。
この中に友人たちからの返信ハガキが綴じ込まれて、1ページ目は結婚証明書になっています。
家族挙式が終わったら、撮っていただいた写真と動画を使って、ウェブ上でこんな結婚式ができたよという報告を友人たちにできるようにと考えました。それがオンライン結婚式となりました。
家族挙式が終わってから
結婚式が無事に終わり、ここからオンライン結婚式の制作がスタートしました。まずは、結婚式を担当してくださった写真家さんからの写真の納品、動画クリエイターさんのムービーの納品を待ちます。
素材がそろったのは結婚式から1か月は経った頃。この頃から、旦那さんはどんなオンライン結婚式にするかページのデザインを考え、構築を始めました。私はというと、結婚式の直前に妊娠がわかり、オンライン結婚式の作成には全く力になれず、つわりに苦しむ日々を送っていました。当時は2021年春までに完成を目指していましたが、ようやく6月に完成しました。
オンライン結婚式のページ作成
家族挙式後にオンライン結婚式のウェブページ作りをスタート。
主にウェブページの作成をした旦那さんは、ページを見た友人たちが楽しいと思えるように意識したと話しています。結婚式の画像がありすぎて、私たちの自己満足にならないように、常に友人たちの目線に立ってどんな風に見せるかを考えたそうです。
コロナ禍以前に参加した友人の結婚式って、新郎新婦がいて、おいしい料理があって、わいわいお話して。昔を懐かしんだり、パートナーはこんな人なんだな~とか、そういうものに思いをはせたりして楽しみますよね。でも、どうしてもウェブページではできない部分があるので、そこをカバーするように、結婚式なら必ずと言っていいほどある友人代表挨拶を入れたり、頂いた承認書を公開したり、結婚式のムービーを入れたりして結婚式感を出しました。
最後に、ちゃっかりオンラインご祝儀ということでAmazonの欲しいものリストも加えてます。ご祝儀があることで、より結婚式らしさがアップしたように思います。我らながらグッドアイデアでした。
こちらが友人たちに送ったオンライン結婚式のウェブページです。
最後に
結果的に、家族挙式もオンライン結婚式もとっても満足するものが出来上がりました。
挙式では、両親にゆっくり感謝の気持ちを伝えることができ、喜ぶ顔も泣いた顔もすぐ傍で見ることができてよかったです。私たちもお料理も全てしっかり食べられるくらい余裕があり、結婚式での新郎新婦にありがちな忙しなさとは無縁でしたし、思わず両親にハグしてしまったくらい、アットホームな式になりました。
オンライン結婚式では、友人たちから絶賛の嵐。新しい結婚式の形に「本当に参加したみたいに感動した!」「これからの結婚式はこのスタイルも有りだね!」と連絡をくれました。
このコロナ禍でどんな結婚式をするか、またはしないのか、悩むカップルはたくさんいると思います。そんなカップルたちへ、私たち夫婦が挙げたような結婚式の形が選択肢のひとつにあるといいのになと思います。(手探りで進めていくことは結構大変でした。)
長い長いこのnote、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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