オンラインサロンという生き物
2018年3月に立ち上げて、早2年が経過。
この間、ずっと低空飛行をし続け、右へ左へ彷徨いながら、着陸だけはしないようになんとか飛び続けています。
おかげさまで今現在は200名以上の方が参加してくださり、ここ最近参加リクエストも増えつつあります。ありがとうございます。
名称も200名突破を機にフラワービジネス2.0から「虹ノアトリエ」に変更しました。元々の名前は、すごくビジネスライクな名前でしっくりはきていませんでしたが、そのまま放置してきてしまったので、いいタイミングで変更できました。
大好きなミスチルから大きく影響を受けて決めたのですが、ミスチル好きの方はもちろん、それ以外の方からも僕のところに届いている声だけで判断すると、とても好評です(それ以外は聞く気もないけどw)
未完成だからこその魅力
そもそもですけど、オンライサロンって一体なんなのさ。
当たり前のように聞くようになってきた言葉ではありますが、わからない人にとってはわからないし、花の業界だけで言えば今まで全く存在していなかった未確認生物なので怪しさ満天です。だからこそ何度でも説明が必要ですが、そこを怠ってはいけないので、聞かれるたびにきちんと答えるようにしています。
そもそもなんでオンラインサロンを青木がやっていて、何をしようとしているのかなど、きちんと個別でも説明をしています。またランディングページも作ってそれを見た方が「なるほどね」って理解できるようにも努めているつもりです。
でも、それでも。なかなか簡単には伝わりません。僕の伝達力がまだまだ課題だらけというのもありますが、事実まだ理解されていません。
なので一言で言うと何?って聞かれたら「街」って言うようにしています。はい、これはキンコン西野さんの丸パクリです。でも、今現在日本一オンラインサロンを成功させている人がいうオンラインサロンの定義がそれなら、まずはそれを見習ってみるのは、戦略としても間違っていないと思っています。なので、虹ノアトリエは「花や緑に関わる人が集う街」です。
街なので、「はい、まちづくり完成で〜す!」といったゴールはありません。いわゆる道の世界と似ているかもしれません。茶道・花道・武道などの道。常に追求し続ける、その行程こそに価値がある。そんな感じ。
つまり「完成」はしないんです。常に未完成。だからこそ、こうなったら完成するんじゃないか?いや、こっちの方が完成に近いんじゃないか?など試行錯誤していくことに価値があるんです。で、それをサロンメンバーと共有していく楽しみ。これが最大のコンテンツだと考えています。
サグラダ・ファミリアとも少し似ているかもしれませんね。
「未完」だからこその魅力もあるな〜と個人的には感じていますが、2026年完成予定とも言われています。完成したらそれはそれで見てみたい。
サグラダファミリア級のコンテンツだからこそ、完成した状態であってもその価値が衰えることはあまり考えられない。でも、それを一般市民が運営しているオンラインサロンに当てはめてみたらどうだろう?
ハウツー系のサロンは価値が落ちていく
もし仮に物凄い知識や技術を持ったハウツー系の講師がいて、その方が主催するオンラインサロンがあったとする。結論から言うと、そのノウハウを教えてもらったら、そこがゴールになる。ゴール=退会を意味する。
なので、僕はそういった価値を提供するオンラインサロンを運営したくないと思いました。メンバーと一緒に街をつくっていく、未完の塔を作っていく、白地図に仕事を記していく。そんな道のりを楽しみたいなと。で、そのためのプラットフォームがオンラインサロン。このように考えています。
今現在の虹ノアトリエ
コロナの影響でITリテラシーが低い花の業界にも追い風となることがありました。それはIT活用の促進です。5年くらいは短縮したんじゃないかと思いますが、その波に乗っかって毎月zoom勉強会を開催しています。テーマを毎回変えて、都度講師をお招きして、私はファシリテーターとして。
先日はWeb集客に関するテーマで関心が高かったせいか?30名弱の方にご参加いただきました。で、もっと突っ込んで話をしたいニーズも出てきたので、WebはWebでも「HP集客」と「SNS集客」に分けて10名限定で有料(1名2,000円)の勉強会を開催することが決定しました。早くも満席間近です。
で、それに加えてサロンメンバーとは言え顔を合わせたことがない人だらけなので、オンライン飲み会を計画しています。
花屋さんのお仕事の特徴として、急に入る仕事もあったりどうしても製作が長引いたりして夕方決まった時間に集まって食事をするということが、意外にハードル高かったりもします。オンライン飲み会であれば仕事しながらでもOK、遅れてもOK、途中退席もOK、子連れもOKなど自由度が高いので、とても開催しやすいし、なんといっても経済的!
こちらも定期開催していき、その魅力を高めていきたいと思います。
今まで誰のためにサービス提供してる?
ここが曖昧でした。自分の中では整理できていたつもりでサービスごと対象を変えたりもしていたんですが、「結局、側から見たときに分かりにくい」を生み出していたかなと言う気づきも、このコロナの影響で得られました。
だから、僕は花屋さんにとって役に立つサービス提供。そのためのオンラインサロンの充実化。ここ1本に絞ります!
※ここで言う花屋さんとは規模感でいうと5名以下、個人やご夫婦または家族で経営されている規模感の花屋さんを主に指しています。
それではみなさま、バラ色の日々を🌹
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