そういうもんだという思い込み
とある設計施工を手掛ける会社の社長との話。
工事が完了して、引き渡しの時にお祝いで持参するのはビールや日本酒の一升瓶。これが業界的には風習となっているようで、特に地方においてその傾向は強いとのこと。
(確かにわかる気がするし、実際に見かけたことある)
お酒を飲む家庭にとっては嬉しいかもだけど、特に日本酒は飲まない家庭も多く、しかもその量が多過ぎて回収してくれという話になることもあるようです。
その社長曰く、「安値で買い取る」こともあるそうですが、
これってなんとかならんもんかね?というふうに考える人も増えているようです。
ただ、ここにあるのは「良かれと思って」で、決して相手を困らせようなんて1ミリも思っていないのは当然。ただただお礼やお祝いの気持ちを表現しているだけ。
しかし、何を持ってして表現するか?というのは、モノに溢れたこの時代。実は年々ハードルが上がっているように感じています。
そうした背景が後押ししてか、実は「思考停止」している人も多く、落ち着くのが「そういうもんだから」「業界的にこれが常識だから」。
つまりは過去に倣っているだけ。
そこにこだわりがあったりするわけではなく、厳しい言い方すれば作業的。
皆さんはどう感じますか?
お花においても同じことが言えます。
「とりあえず胡蝶蘭」
「予算は○円でいつもの感じで」
お祝いをしようという気持ちは素晴らしいだけに、その後が少々残念。
でも、どうしたらいいかわからないから考えるのが面倒になってしまう気持ちも理解できる。
「だったらプロにまかせて!」
これは成立するんじゃないですかね?
それを仕組み化しているのはHANAMUKE for bizなんですが、
贈る側は予算だけご用意してもらえればOK。
内容はもらう側にヒアリングして装飾担当する花屋さんがバッチリ決めてくれるんで安心。そして、無駄がない。そう考えています。
HANAMUKE for bizを花贈りの定番の1つに育てていきたい。
そう考えているので賛同してくれる業界仲間が増えることを期待しています。