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行動しないことの正当化

こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。

※TOP画像と記事の内容は全く関係ありません。 笑

実は、チャレンジしている人が多い業界

近年、チャレンジできない人が増えているとか、結果が見えていないと一歩踏み出せない人が多いとか、そんな話をよく耳にします。確かに気持ちはわかりますし、自分だってまだまだそういうこと沢山あります。でも、そんな自分の殻を破りたくて、自分が思い描く人生・後悔しない人生を歩みたくて独立を決意して今に至ります。

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花業界はどうでしょう?
業界の市場規模は縮小傾向にあります。バブル期がピークだったのですが、その頃約2兆円あった市場規模は約半分の1兆円前後で推移しています。しかし、花屋さんという専門店の数は約16,000店舗で大きな変化はありません。(興味ある方は、以下農水省の資料ご覧ください)

という背景がある中、花屋さんの数が大きく減っていない(=新規開業者が一定数存在している)というのは、見方を変えると、チャレンジ精神旺盛な方々が多いとも言えるのはないでしょうか?それはつまり、「リスクをとることができる人」とも言えると解釈しています。

また、「花そのものが持つ魅力に魅了されている」人が後を絶たない。とも言えると思います。花はやっぱりそれだけ人を惹きつける魅力があるオールジャンルで人を笑顔にすることができるアイテムだと思っています。


が、しかし・・

今日お話ししたいのは、その後の話なんです。
お花に惹かれて花屋さんを開業して、自分が提供する技術でお客様に喜んでもらって、店舗では自分の世界観を演出して。これは自分にはできないことなので本当にフローリストの皆さんを尊敬しています。

でも開業後やらなきゃいけないことって、お花そのものの扱い以外にも当然沢山ありますよね?だから1日中バタバタと仕事されている花屋さんよく見かけますし、本当に忙しいんだと思います。

経営って「今あるリソース(資産)をいかに活用するか?」なので、経営者はそのリソース配分を指揮するのが大きな仕事です。じゃあ、何よりも大切な資産って何だろう??これは間違いなく「時間」です。絶対に取り戻すことができませんし、全人類平等に与えられています。

フローリストは時間が確保できれば、その専門的な技術によってお客様を魅了することができます。またより喜んでいただくために技術を磨く時間を作ることができます。技術を支える良い道具を探すことができます。その技術を活かす良い素材を厳選する時間を作ることができます。

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はい、この生き方はまさに「職人」そのものです。
(だから「花職人」という花屋さんがあったりもします 笑)

じゃあ、その最も貴重な資産である時間を生み出すためにどんな投資をしているか?はい、この分野へのチャレンジが弱いんです。。。その分野へリスクをとって行動することが腰が重たくなるんです。。。

必要な設備への投資。
必要なツールへの投資。
必要な人財への投資。

また、根っこにある気質が「職人」なので、どうやら「人を頼る」ことが苦手の方々が多いようです。なので、自分で何でも形にしようとする。

それはそれで素晴らしいのですが、求めている結果に対して本当に最善の選択かどうか?は甚だ疑問が残ります。

「今何とかなっているから大丈夫でしょ」
「わからないから決められない」
「私(俺)が遅くまで頑張ればなんとかなるから」

このように考える花屋さんがいたとして、その後お客様をよろこばせ続けることが果たして本当にできるのでしょうか?


花屋さん・フローリストの本質はやはり「技術」です。その技術を磨く時間をまずは第一に考え、その時間を捻出するための仕組みを持って欲しい。
そうすれば、結果として働き方に変化が出て業界を志す人へもプラスの印象を与え業界が潤う。そのような循環を生み出すことだってできると信じています!そのために自分も時間とお金を投資していきます!


それでは皆様、バラ色の日々を🌹

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