125th_荒唐無稽は進化する

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

このブログは、
「生涯、荒唐無稽！」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走るというクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■ 今朝のことです。
友人が「大阪マラソンに出る！」という報を聞きました。

これまでまったく走ることとは縁がなかったようで、
もちろんフルマラソンの完走はチャレンジになるので、
是非とも頑張ってもらいたいものです。

■ 僕は昔から負けず嫌いなところがあり、また、口だけ星人が嫌いなので、
他人が頑張ってチャレンジしているところを見ると、
「がんばれ！」を人に言いながら、
「自分はどうか？」と顧みるところがあります。

僕はただいま、沖サバの完走に向けて、邁進中です。
沖サバは総距離390km、制限時間72時間で沖縄一周をするというものです。

普通の人がこの情報を聞くと、唖然とされることでしょう(実際にこの話をするとみなさん開いた口が締まらない)
普通の人にとっては、十分に荒唐無稽すぎるチャレンジです。

■ ですが、この大会に出た人であれば、
「あぁ、あれね」ぐらいにしか思われません。

このような情報に触れることが日常茶飯事になっている人が一定数おり、
この人たちにとっては馴染みのあることなのです。

各いう僕も、周囲の人(SNS繋がりの人)は日常的にクレイジーな大会に出ていますので、次々と大会報告の投稿が飛び交っています。

僕もここ2、3年で周囲の人が変態化した(？)せいか、
200kmや300kmの大会というのはごく身近なもののように感じるようになってきました笑

■ で、ここで問題が起きます。
「荒唐無稽って何？」と。

この友人にとっては、フルマラソンは十分なチャレンジですし、荒唐無稽なことだと思います。
僕自身もかつては沖サバやビワイチも十分にチャレンジングな事柄でした。
そう、「かつては」

今ではごくごく普通にクレイジーな大会が身の回りにゴロゴロしていると、200kmや300kmの大会も「当たり前じゃん」と荒唐無稽力？を失うわけです。
他の人は「すごい！」と思うことも、当の本人にとっては「当たり前」になってしまっては、チャレンジではなくなってしまいます。

このような現象がここ数年で起きていることに気づきました。

■ でも、かといって、何をどうすれば荒唐無稽になるのだろうか？という疑問が出てきました。

年々走る距離が伸びて、10年前に最初は4km走っただけで「俺頑張ったー！」と喜んでいた僕も、
今では、4kmでは「それって、走った？」と走ったうちには入らなくなりましたし、それどころか20kmや30kmを走ることも、日常的に走るようになってしまい、先日のビワイチ190kmでさえも"人体実験の一環"でしかない状況になっています。

もちろん、沖サバという目標があるからビワイチも人体実験の場になるわけですが、沖サバやゼロフジゼロが荒唐無稽力を少し衰えている事は確かです(大口叩くw)

このようなジャーニーランの世界を超えるような大会はごくごく稀で、
今のところ、僕が知っている最高峰は、

シュリチンモイ・セルフトランセンデンス・3,100マイルレース(4,989km)

（以下、シュリチンモイと省略）

で、アメリカ・ニューヨークのある一角を行ったり来たりするレースです。
25回以上開催された歴史がありますが、これまでの完走者は50人程度です。(一回の大会での完走者が50人じゃないですよ、25回やって50人程度です)

確かにいつかはこんな大会にも出たいと思いますし、そこで完走することも目標にしたいと思っています。

ですが、今現在、金銭面や時間の面、そしてそもそも実力さえも、
その片鱗さえも見えないので手を伸ばしたら届く範囲にないことです。

いや、手を伸ばしたら届くこと、ちょっとやって達成できることなら、
大した事はないですよね。
手が届かないからこそ、荒唐無稽なのかもしれません。

であるとすれば、
シュリチンモイは僕にとっては荒唐無稽な存在かもしれません。
(いずれ、シュリチンモイでさえ、身近な存在、当たり前のことになる？と恐ろしいですが、、、)

■ とは言いつつも、今は目の前にあるのは来月の沖サバ。
そして、動画撮影でジャーニーランを伝えること、なので、
今は目の前の目標に向かって突き進んでいこうと思います。

頭の片隅にシュリチンモイのことを置きながら。

まとめ

• 人に「がんばれ！」というだけでなく、自分自身もチャレンジングなことする。

• 荒唐無稽にチャレンジする中で「荒唐無稽」に値することが進化してきた。

• シュリチンモイ・メディテーション・3100マイルレースは、超超超距離の頂上にあるレース。いつかはこれを完走することを頭の片隅に。
  生涯、荒唐無稽！

■ ジャーニーランの応援ページはこちら↓

https://journeyrun.base.shop/

今日もお読みいただき、ありがとうございました！