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【書籍レビュー】大炎上プロジェクトに入ったときに読んで助けられた有能本

書籍のタイトルと著者名

  • プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」 Kindle版

読んだきっかけ

  • 初めての転職先でのプロジェクトが大炎上。そのプロジェクトのプロジェクトマネージメントオフィス(PMO)として、先輩のサポート役として参加した

  • 新しい環境で追いつく必要があり、さらにプロジェクトが炎上しているために緊張感が高まる中、誰にも質問できない状況だった

  • そんな時、星4.4の高評価を得ているこの本にKindleで無料ってことで手に取ったのが出合い

書籍のジャンルやテーマ

  • ジャンルはビジネス

  • テーマは、プロジェクト管理とトラブルシューティング

対象読者(どのような人々に読んでほしいか)

  • SE・コンサルのプロジェクトマネージャ(初心者)~PMO

  • 炎上プロジェクトに加入してしまった人

書籍の主要な内容やテーマ

  1. プロジェクト管理とトラブルシューティングに焦点を当てた書籍

  2. プロジェクトに立ち向かう心構えから、プロジェクト管理の勘所までを網羅

自分が書籍から何を学んだか、どのように感じたか

  1. 結局、スタート地点は「腹をくくる」ことができるかどうか

    1. 周りからは「炎上プロジェクトへの参加乙www」という反応

    2. でも「それならば、全力で挑む!」という気持ちになり、立ち向かえた

    3. 1か月くらいたった時にクライアントからも「君が入ってから、プロジェクトの雰囲気が変わった。良い意味で」と評価をもらえたので、周りにも少しいい影響を与えられてなのかと振り返っておもった

  2. 最初に取り組むべきは4つのセットで、これで最短距離のキャッチアップができた

    1. プロジェクトが炎上しているため、全員が1秒でも惜しんでいる状況

    2. 質問したいと思っても、その空気がない。

    3. そこで最初に、書籍にも買い手った通り、手元にある資料から情報を得ることを始めた

    4. どの資料から読むべきか迷った時に参考にした4つのポイントは以下

      • プロジェクト計画書

      • 体制図

      • 課題管理表

      • 進捗報告資料

  3. 読む立場によって得られる情報が異なるから、必要なところだけ読むべし

    1. 私の立場は先輩のサポートであり、プロジェクトに直接アサインされたばかりだったので、プロジェクトの環境を劇的に変えることはできない立場

    2. その意味では、サポートの視点からできること(課題管理の漏れがないようにする等)を中心に本書からインプット

    3. もし立場が上(プロジェクトマネージャー)だったら、オフィスの最適化等が面白そう。試してみたい

書籍の評価や推奨度:★5

  • ぶっちゃけプロジェクトにキャッチアップできたのは2か月くらいかかった

  • でも、「腹をくくる」ことの重要性や、最初に読み込むべき資料など、プロジェクトにすぐにキャッチアップするための具体的なヒントを学べた

  • 結果的にアサイン後の初の人事評価は高得点でよかった

  • 全体的に、本書はプロジェクトマネージメントの知識を深めるのに役立つと思うので、定期的に読みたい本


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