秋田 兼勝会 みかじめ料トラブル

私は暴力団のみかじめ料に苦しんでいる飲食店が少しでも無くなり、暴力団という恐怖から逃れられることを願って暴力団のみかじめ料に関する取材を行っている。

今、秋田県一番の繁華街、川反で令和の時代と思えないようなことが起きている。 勇気ある飲食店が暴力団へのみかじめ料の支払いを断る決断をした。

この飲食店はレストランやバーなど夜のいわゆる飲み屋を地元や大学時代の仲の良い仲間達で運営するグループで、どこの街にもある飲食店。

狙われた被害店舗は、何年か前に川反で店を営業をし始めた、当初は脅かされたわけではないが、繁華街のルールのような形でみかじめ料を請求され、みかじめ料の支払いを長年に渡りしてしまっていた。

みかじめ料を徴収していた暴力団は「山口組系暴力団の三次団体」

しかし、世の中の風潮やニュースを見て勉強していくうち暴力団のみかじめ料の要求は禁止されており、払っている店も違法だと知り、暴力団とは縁を切りたいと考えるようになっていった。

またボランティア活動等の社会貢献を行いたいという気持ちと、経営のことを考えていくうちにクリーンな活動をしていくことも社会貢献の一つだと考えるようになり、勇気を出しみかじめ料の支払いを拒否することを決断した。

拒否をしてから、数ヶ月の間は暴力団関係者に街で会えば、睨まれるほどで営業ができていたが2022年10月。

みかじめ料の支払いをしない事を暴力団関係者に直接話をした従業員が、繁華街を歩いていると川反の中心街で暴力団関係者に鉄パイプで襲撃されてしまうという事件が起きてしまった。

何針も縫う大怪我を負った。

暴力団へのみかじめ料の支払いを拒否した飲食店に対する、みせしめの目的で行われた襲撃事件ともなれば、実刑判決が出てもおかしくない事件だ。

しかし暴力団も巧妙で、襲撃犯は組に所属させず舎弟という関係で、今でいうところの半グレを使い襲撃させたため、秋田の所轄警察署では加害者を一般人として処理し、20日間の勾留罰金だけで釈放されてしまうというお粗末極まりなく、被害飲食店からしてみれば恐ろしい事態となってしまった。

被害者側もみかじめ料を払っていたことが違法で、その事実を警察に伝えなかったことから事件の真相を警察は知らないまま処理したのだと思われる。

襲撃犯が罰金刑で済むと暴力団組織は大した罪にならないと踏み嫌がらせは過激さをましていった。

襲撃犯を野放しにしたため、秋田一番の繁華街、川反の中心に位置するビル内で同じ男が包丁を振り回し脅すという嫌がらせの範囲を超えているとも言える事件も起きてしまった。

包丁は出しただけではなく俺は腹を括ったと被害者男性に伝え、襲いかかった、殺人未遂と思われる事案。

捜査関係者によると、この事件に関して警察官は一時、犯人を取り逃がし、捕まえたときには包丁を隠した後だったため、現行犯逮捕が されていない。

後日、脅迫罪での逮捕、起訴となった。

この飲食店は地獄のような日々を送ることになってしまい、この記事を書いている2023年2月時点でも、嫌がらせが続いている。

連日の嫌がらせ、個別の事件だけではなく、包括的に事件全体を見て組織犯罪処罰法やあらゆる法律を駆使して捜査をしなければ暴力団を壊滅することができない。

また被害店舗に関しても過去にみかじめ料を払っていたことを素直に警察に話し、被害届けを出していない全ての事件の被害届けを出さないと事件は解決しない。

暴力団に言われ、嫌がらせに参加したり、暴力団に資金を提供している共生者の摘発も必須だろう。

暴力団に資金を提供する行為は、その資金が新たな犯罪の資金に投資され被害者を増やすだけではなく、暴力団組織を拡大させてしまう。

暴力団の指示や呼びかけによって業務妨害に参加することは、たとえ組員でなくても暴力団と同じ扱いで摘発をするべきだと思う。

執拗に行われている嫌がらせについて動画や音声データなど、証拠はたくさんある。

関係者の話によると、被害にあっている飲食店は事件の重大さを世間に知ってもらうため、また自分達の命を守るためにTikTokやInstagram、 Twitter などを使い、嫌がらせ行為の動画や音声データを公開しているのだと言う。

しかし、暴力団などの嫌がらせ行為が過激なためTikTokではコミュニティガイドライン違反になってしまっている。

Instagram・Twitter に関しては問題なく投稿されているらしいので拡散し、ことの重大さを全国の人と秋田県警に伝えられるよう、たくさんの人に協力してほしい と思っているとの事。

被害者関係者が投稿しているだろうと思われるSNS のリンクを掲載する。

たくさんの方のご協力が得られたら、被害飲食店の方々も心強いと思う。

みかじめ料の要求を拒む彼らが持ち堪える時間はそう長くはない。

暴力団排除に向けた微かな種火が消えないうちに秋田県警には徹底した暴力団排除を求む。

脅迫や暴力によって業務を妨害する行為は許されるべきではない。

現場に駆けつけた警察官の職務をも公然と妨害する行為を私は非常に危惧している。

過去に秋田市では弁護士が逆恨みから業務妨害にあい殺害される事案もあり、殺人は究極の業務妨害であり、許される行為ではない。

暴力によって物事がなされる事は到底受け入れられない。

平穏で健全な川反になりますよう暴力団の撲滅を応援する。

暴力団や共生者らによる卑劣な悪業が、白日の下にさらされる事を願う。

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