ブックレビュー「働き方の損益分岐点」木暮太一(講談社)マジメに働くより適当でいい?

城門 開(じょうもん かい)です。

Kindle Unlimited で読んだ、木暮太一「働き方の損益分岐点」講談社、についてのブックレビュー。

個人的に感じたことを記事にしてみます。




働きすぎない生き方がベスト

働くのはすばらしいことですが、体をこわすほど働きすぎると自分がつらくなってしまいます。頑張っても残業代がつくだけで基本給は変わりません。

職場では残業を求められたり、生産性を上げるようにいわれるかもしれません。あまり真剣にやりすぎないほうがいいでしょう。




働きすぎは意味がない


努力して生産量を倍にしてもお給料は倍になるわけではありません。著者の木暮さんは、マルクスの資本論をもとに、価格競争になってしまうからだと結論づけています。


価格上がらないがらないということは、人件費も上がらない。考えてみれば世の中の新商品も、どんどん値段が下がっていきました。




それなりの努力




いくら会社のために頑張ったところで収入は上がらない。消耗しない程度にそこそこで生きていくのがいい、ということになるでしょう。

サボるのは良くないですが、無理をするのも良くない。適度に努力するのが大切ということになります。




限界に挑戦するな


最近はひろゆきさんもおなじことをいってます。 こういう流れになっているということは、もう成長ができず、消耗戦になってると言う事実があるのでしょう。


頑張ればむくわれるというのは、高度経済成長期の話。逆にいえば、当時は努力のむくわれる時代だったのかも。原因と結果を勘違いしてるだけなのかもしれません。


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