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バンド時代の夢

バスキアグレイというバンドを組んでいた。
まぁ、まだ休止中なのだけれど。
ギターボーカル。

2016年6月に結成、2019年に5月に休止した。
BASQUIATGRAYの[ai.]という曲のみサブスクで聴けるので気になった方は是非聞いてみてほしい。

それより。
そうか、もうそんなに経つか。

 先日の夢。


学校のような施設にて
バンドで演奏出来る事になり
意気揚々と、そして気合十分に
リハーサルを終えた。

調子はかなり、良い。

控室は施設の会議室等が並ぶ
無機質な廊下に並ぶドアの一室。

廊下の雰囲気とは違って中は
巨大なホールやライブハウスの
機材置き場のようだ。

大きな機材がケースに入って
乱雑に並べられている。

そして会場はその部屋から
迷路のような廊下を渡り
エレベーターで1階へ。

そこからピロティの様な空間があり、
芝生があり、
先日見た映画「パラサイト」での
パーティーのシーンの様に、
机が並べられ、
沢山の人が食事や酒を楽しめる様になっていた。

学園祭のような人の賑わいで、
演奏出来る場所は
冷静に考えると不思議な形をしていた。

ビートルズの初期に出演していたクラブ、キャバーンクラブのステージだけを切り取って
芝生に展示したかの様な、面白い形状だった。

(野外パブといったイメージだが伝わるだろうか。)

もう、どう考えても
楽しい日になるしか無いな、という様子で、
出番が迫り
会場のお客さん達と会話を楽しんだのち、
エレベーターで
控室に戻る。

控室と会場は随分離れているにも関わらず、会場の賑わいは音として伝わってくる。

控室からいざ出陣、とエレベーターに乗り込み、一階に到着。
会場の熱気を目の当たりにした時、ある事に気付く。

そう。

機材が無いのだ。

まさか、そんな筈は。。。!!
と思い、
急いでエレベーターを引き返す。

がエレベーター内でMCに自分のバンドが紹介されているのがわかる。

そして、ドラムが曲を始め、
ドラムが作った曲が歌われる、
おそらくその場に自分がいなくても、出来る曲を、と自作の曲を選んだのだろう。

それならば、歌は?

ドラムの声が聞こえる。

そうだろうな、自作曲なら歌えるだろう。

会場も変わらず盛り上がっている。

1人きりのエレベーター。

ぼんやりと聞こえる
ドラムのビートとベース音。

そして熱狂。

エレベーターは一向に目的の階へ辿り着かない。

何してる?
なんでこんなミスを犯す?
またかよ、今までも数多くのミスを犯した。
俺はどれ程学ばないのだ。
俺は、バンドに必要なのだろうか?

エレベーターはいつまでも到着しない。




そんな夢。


1日以上経ってもまだ覚えている。

バスキア 時代の自分を見てくれた人なら笑ってしまうと思う。

何故ならあのバンドなら、
日常的にありそうな事象だからだ。

それでも、休止して、時間が経った今でもこんな夢を見る事。

焦りや、悔しさは未だに残っている。
夢ってこんなに現実と直結するものだったか?
と何故か腹立たしくもある。

バンドをやるためにソロで売れる。
休止の際に言った言葉。

環境はかなり変わったがその気持ちはまだちゃんとある。

だからこそ、焦りも、ある。


負けねぇ。

#夢日記
#バンド
#バスキアグレイ
#エレベーター
#焦り
#悔恨

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