見出し画像

「自己紹介の課題」を反省しながら、自己紹介をする。

みなさんこんにちは。太田穣(おおた じょう)です。
このたび「言葉の企画2020」への参画を機に、noteデビューです。

「ブログ」というもの自体、
mixiの日記以来というとんでもないほどブランク空きまくりなので、
正直自分も不安で一杯ですが、頑張って楽しみながら書いていければ…!
と思い、キーボードを叩いております。

で、お前は誰やねん。

・香川県に住んでいます。
・仕事で過去に愛媛に4年、大阪に半年滞在していたことがありました。
・大学時代はラジオ番組を作っていました @神奈川県平塚市
・毎年のモンバスが生きがいです。
・水玉が好きです
僕が自己紹介をするならだいたいこんな感じ。

ほぼほぼの自己紹介って「自分+言葉」で成立するもの。
だから自己紹介をするときには僕の声や、姿を見てもらいながらすることが前提だから、
なんとなくの自己紹介で、自分を「察して」もらいやすい。

3回目の「自己紹介の広告作り」 〜この記事の目的〜

そして「言葉の企画2020」で出題されたものは
「自己紹介の広告」
ポイントは「相手に伝わるように、自分自身を広告してください」という、主宰の阿部広太郎さんからのメッセージ。
実はこの課題が出た時に少しラッキーと思っていまして、過去に何度か同じように「自己紹介の広告」を作る場がありました。
その時のフィードバックも参考にしながらいけば、しっかり良い成績がもらえるのでは…!
と、見事にわかりやすいほど死亡フラグをしっかり立てて、課題に望みました。
今回は、過去に自分が挑んだ「自己紹介の課題」もお見せしながら、
いかに僕は間違えてしまったのか、という部分を反面教師にしてください。

自己紹介の振り返り 〜エントリーシート編〜

まず最初は今から6年前の就活時代に作ったもの。
(と、ナチュラルに就活時代から小学校卒業できる年数が経過していることにビビった)
今、僕が働いている広告会社に入社を決めることが出来た、エントリーシート兼自分の広告です。
要は、これを作れたから広告業界の門を叩くことが出来たもの。結構思い入れは深いです。
それがコチラ!どどん!

画像2

うわぁぁぁ!!で、で、でたぁぁぁ!!!
※こういうのが、あと2回続きます。
※グレー部分はコンプラ

いわゆる就活といえば「エントリーシート」に、いかに自分が学生時代に励んだことを、端的に、わかりやすく、魅力をもたせて記入するかがカギなんですが、いかんせん僕は絶望的に字を書くことが苦手。
自分なりに丁寧には書くが、自分の苦手なことで自分らしさを追求する難しさにブチ当たる。
この会社では「自分を自由に広告したエントリーシートで臨んでください」というお題。
それに対するアンサーが水玉ES。当時から僕は水玉が大好きでして。
それを全面的に押し出したエントリーシートは僕の分身として伝わるだろう!という、リスクなんて何も考えない、僕にとっては直球ど真ん中のエントリーシートで勝負しました。
見事に選考を通過して、迎えた最終面接。
面接官の手元でチラチラ水玉が書類の中から見える…明らかに重厚な書類の中で、重厚な役員たちがめくる書類で輝く1枚の水玉ES……
最終面接で緊張と緩和をセルフ体験していました。

「なんで水玉を書いたの?」
という質問だが案の定ありまして。
細かく何を言ったかは定かではないのですが…
・「自分らしさの証明」
・「マルを集めてドンドン大きさを広げていく模様が好き」
と。
前者は迷いなく答えたのですが、後者に関しては面接特有の「その場の気持ちで答えてしまったこと」なんですよね。

ただ、答えたあとに不思議と「あれ、なんか良いこと言ったな」と謎の手応えが。
学生時代にラジオ番組制作をしていたり、結構スタッフ数が多い某企業でバイトをしていたこともあったので、「小さなアイディアや力を合わせて、大きなカタチにしていくこと」に対して、やりがいを感じていて、それが企画であり、それこそが水玉であるんじゃないかな…って最終面接の帰り道で思ったのでした。最終面接後に自己分析すんなよって話なんですけど。
そしてめでたくその会社から合格をもらい、今も働いています。

思えば、水玉に頼りすぎる太田はこの頃から誕生していました。

自己紹介の振り返り 〜コピーライター養成講座編〜

(エピソード01で話しすぎてしまった…)

今から載せる自分の広告は2017年の冬に制作したものです。
当時宣伝会議のコピーライター養成講座開講60周年記念講座である
「中尾孝年×河西智彦クラス」に参加しました。

当時、大阪に研修も兼ねた出向中だった僕は、
コピーライター養成講座基礎コースに加えて、
そして上記の中尾河西クラスも受講。
過去の僕を振り返っても自己投資の楽しさに目覚めた半年間でした。
※この時受講していた「中尾河西クラス」の話はまた日を改めて紹介したいです。電通の中尾孝年さんと博報堂の河西智彦さんがタッグを組んだ講座。
「面白い」企画とはなにか、と、ひたすらに考え続けた特別講座でした。

最初の講義前の課題は
「このA4用紙を使って、誰にも負けない自己紹介をしてください」
というものでした。

そんなイケイケドンドン全盛期の時に作った「自己紹介」の広告がコチラ。

画像3


うわぁぁぁ!!で、で、で、でででででたぁぁぁ!!!
※あと1回です。お付き合いください。
※ちなみに真ん中の写真は四星球の「鋼鉄の段ボーラーまさゆき」発表時のアー写に採用された写真です。恥ずべき光栄…。


ご察しの通り、怖いもの知らず感が増している。2年半前なのに、ものすごく幼さを感じる。なんだろう、この卒業文集を見ているような感覚は…。

と、まあこの時期は
・友達もいない大阪に単身で飛び込んでいる。気にする目は無い。
・はじめての本格的な自己投資。自分のスキルアップにかなり貪欲。
・周りは自分より年上の方ばかり。若さを武器にして正面衝突だ。
と、気持ちだけで向かっていった自分の広告でした。

その後のフィードバックで中尾さんからのご指導が

「欲張りすぎ」
「水玉を押していきたいなら、それ以外は名前だけで良い」
「詰め込めば詰め込むほど、言いたいことがぼやけるよ」

という、至極まっとうなご指導。確かに…。

ちなみにこの時に印象的だった他の方の自己紹介は
・紙をちぎって折り鶴にして、折り鶴に好きな香水を振りかけて配る
 →講義に疲れたら香ってください、とのこと。い…粋〜!!
・紙をくじ引きにして全員に配る。あたりが出た人に講座終了後にビールを奢ると宣言。本当に奢ってた。
・紙一面にマインドマップを書いて「私とは」としようとしているけど、途中で諦めて「説明しきれないので、直接話しましょう!」と開き直っている
などなど…

もちろん「自己紹介」としての面白さを追求しながらも
「A4用紙の使い方」として固定概念に囚われない発想をしている方が印象的でした。

自己紹介の振り返り〜言葉の企画2020編〜

やっと本題です。笑
いや、本題に入るまでにこんなに長い時点で「お前、絶対わかってないだろ」感がありますが、
あくまで今回は「自分がやってきた自己紹介を振り返りながら、セルフ反省会を全世界に公開する」という試みなので、今はセーフということにしてください。

さて、冒頭でもさらりと紹介しましたが、言葉の企画2020で今回挑んだ自己紹介のテーマは

『自己紹介の企画』
伝えるのではなく「伝わる」ように、
あなたの広告をつくってください。
※1枚にまとめてください。
※PDFにして提出をお願いします。

というものでした。

エントリーシートは、自分の人柄を端的に表すもの。
中尾さんの課題は、A4用紙の可能性を広げながら他人には真似できない「面白い」自己紹介を考えるもの。
そして今回阿部さんからの課題は「伝わる」ように広告すること。
どれも目的は同じ「自己紹介」ではありますが、それぞれのテーマが違います。

さて、そんな課題に対して僕はこれまでの反省と傾向を活かして…
・やはり太田=水玉で行くべきだろう。
・水玉だけでも良いかもしれないが、今回の課題は「伝わる」こと。「言葉の企画」にも参加するわけだし、自分自身を伝えなきゃ。
・広告として考えるなら、見た目のインパクトは大事。
・水玉を背景に文章は読みにくいから、キーワードを入れるなら単語ベースかな…。


と、自分なりに悩みながら作った自己紹介がコチラ。

画像1

やっぱり、でたぁぁぁ!!!!!
※さすがに耐性つきましたかね?
※「フォントでごまかす」という小手先のいらない技術身につけてんな…

とりあえず、水玉が好きな人間なんだよ〜ってことを押し出しながら、
水玉が好きな理由をチャート方式で紐解き、
行き着く先は、言葉の企画を受講した経緯に繋がるという
組み立てた自己紹介。

どういうふうに噛み砕きながら自己紹介をしていけば
自己紹介とこの講座への意気込みが表現できるかな…と考えて…。
ライブが好きであったり、香川県が地元であったり、学生時代はラジオ番組をやっていたり、と、自己紹介で伝えておきたいポイントはしっかり抑えた広告にしました。

メインの要素は水玉。&出来る限り端的に自分の生い立ちも!
さすがに水玉自己紹介も3回目になれば上達したもんだぜ!
と、割りと自信満々で(マジでこの時の自分に説教してやりたい)提出。

そして課題提出の翌日。
主宰の阿部さんからのメールで他の企画生99人の自己紹介を読む。
ドロップボックスで大量に送られてきた企画書を順番に読む。
僕は18番目。
1番から順番に見て、僕の番がやってきた。



「よ……読む気がしねぇ………」


ここで僕は自分の過ちに気がつく。
「自己紹介の広告」でありながら、読む人の気持ちを一切考えずに
「太田はドット好きっす!太田と書いてドットって読んでね!」
という、エゴ全開なメッセージを発信してしまっていたことを。

というか、チャートなのに、線が水玉で消えてるやん…恥…。

ただでさえ、日常的に水玉慣れ(?)している僕でさえ、
「これは読む気がしない」と思ってしまったこの広告。


「ただの炎上商法やん…」


「広告プランナー」の肩書をもらって仕事をしているのに、
そんな初歩的なことを考えずに、意気揚々とこの企画書を出してしまった自分がとっても恥ずかしい。

他の企画生の自己紹介は、その人の人柄や思いや趣味の話、仕事の話がすんなり入ってくる。
僕と同じように「○○が好きで覚えてほしい」という「一点突破」の企画も多々あったが、
もちろん僕のようなクレイジーな作りではなく、その人の人柄もわかるとても優しいものでした。

僕はこれまで「太田=水玉」というイメージで成功してきたために、
そこばかりに頼り、自分の本質を語ることを避け、
「水玉を使っておけば良い」という考えになってしまったことが一番の反省点。

冒頭でも書いたとおり、人は本来「自分+言葉」で自己紹介をする。
今回はその「自分」が存在しない場面で、
いかに自分のパーソナルな面を知らない人たちに、自分に興味を持ってもらうかが勝負。
そこで興味を持っていただく前に「目がチカチカする」という、至極まっとうでくだらない理由により、機会損失していることが
本当に勿体ない。
日に日に悔しさが増している課題だ。

阿部さんから「リベンジはいつでも受け付ける」ということでしたので、
懲りなくまた作ってリベンジします。

とはいえ、凹んでばかりではいられない。

「自己紹介の企画」という課題では大失敗してしまったかもしれませんが、
まだまだ1回目の講義も始まっていない状況。
「自己紹介の企画」は終わりましたが、オンラインでの顔合わせはその後にある。そうだ、自己紹介は「自分+言葉」。
この学ぶべき人が多い中で、自分らしさを忘れずに学び続ける姿勢は忘れちゃダメだ。何より自分らしさを常にバックに添えることで、ハッパをかけることが出来る。



というわけで。こんなものを。ジャジャン。

画像4

(ここまで来ると、自分でも引くわ…)
※さっきで最後なのはあくまで「水玉を使った自己紹介の企画」であって、水玉が最後とは言ってません。
※ヘッダーもしかり、マルをランダム配置するとノンデザイナーの限界が見えますね…

ZOOM背景。開き直った感もありながらも。
これをバックに水玉シャツで参加。
この背景のおかげで、グループセッションのときは
自分から話しかけることが出来る場面も多々。
こんなの背景にしている時点で、人見知りなんてしてられないですよ。
(リアルはかなり人見知ります)

何より初対面の同士と会話が止まること無く、色々な会話で密な時間を過ごすことが出来ました。
言葉の企画生で僕とグループを組んで僕の水玉トークに付き合ってくれた皆さん。ありがとうございました。
もちろん水玉に限らず、お互いの仕事の話、言葉にかける思いの話を伺えて本当に刺激になりました。

僕もこれまで自分の代名詞として従えた水玉に頼り切ることはやめて、
しっかりと自分の言葉で、言語化して、自分を伝えられるように。広告作りに向かっていけるように。
負けるつもりはありません。
が、今では皆さんに大完敗しているので、たくさん勉強させてもらいます。

このように変なところが頑固でありますが、
皆さんの刺激を求めて言葉の企画の扉を叩いております。
香川県からオンラインではるばる参加しています。
「未来で待ち合わせ」するためのオンライン講座。
半年後、横浜で出会える日を、今から楽しみにしています。

水玉に次ぐ新しい武器を、作り出す半年にするぞ。
もちろん、水玉とは一生を共にするつもりなので、悪しからず。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?