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心のざわざわと人生見直しのきっかけ


『石の上にも3年』
これが社会人になった私の座右の銘。
ところが3年以上これを掲げてるから…振り返りは大事だ。

2019年、15年目の春
役職がついた。

後釜作りであっただろう…
そう思えば思うほど、私はこのままここにいたくないと思い始めたのだ。
別に私は上の役職を目指してない。
定年退職までココに留まるの?
仕事は好きだった。
だから同時に役職の仕事が増えて現場から離れていくのは嫌とも思った。


現状を掘り下げると、ずっと窮屈だった。
プライベートの私は微塵も見せる事なく仕事の私でいなければいけない。
それはそれで別物にしておけばやれなくもなかったが、人生の中で仕事をしている時間が大半を占めている。

仕事終わりはグッタリで休みの日は家事に負われ出掛ける気になれない時も多々あった。
また翌月の勤務もギリギリにしか出ないし長期休暇も取り難いから旅行にもそんなに行けなかった。

『時間は有限』っていう言葉が過った。


私、人生楽しめてるのかな?
このままお婆ちゃんになるの?
同じ場所で同じ仕事して、私知らない事が多くないか?
人生の厚みの無さ!


人生設計をした事がなかった。
ただただ同じ毎日を無難に過ごしていてそれが平和でもあったから。

皮肉にも本気で自分の方向性を見つめ直すきっかけは昇進だったのだ。

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