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柔軟性と安定性

柔軟性をあげたい!

体が柔らかいって憧れますよね?自分も昔はそうでした。

ちなみに僕が柔軟性に憧れたきっかけは10年前ぐらいに少年ジャンプで連載されていた「アイシールド21」という漫画に出てきたNASA高校のパンサーというキャラを見て…

開脚出来るのカッケェ…

と思ったのがきっかけです。

※知らない人は面白いから読んでみて。

ですがストレッチトレーナーを始めて色々勉強していくうちに柔軟性を上げる事って体に取って正解なのか…?

と思い始めました。

柔軟性とは…?

そもそも柔軟性のある体とはどおゆうことなのか?

僕が思うに、柔軟性のある体とは関節の動きがスムーズで関節の可動域が広い状態です。関節がスムーズで可動域が広いとどんなメリットがあるか。

・体を動かす時に余計な体力を使わずに済む
・無駄な負担がかからない
・ケガの予防

等があげられると思います。

じゃあ筋肉をひたすら柔らかくすれば、理想の体が手に入るの?

いやそうはならない。

まず筋肉には基本的には3つの性質があります。

1.伸びる 2.縮む 3.ねじる

この3つをしっかり機能させる事が大事なのです。そして硬くなった筋肉だとこの機能は働かなくなります。そもそも硬すぎる人は論外です。筋肉が伸びも縮みもねじりもしないんですから。

じゃあ柔らか過ぎる人は?

柔らか過ぎる人はもしかしたら、筋肉を縮める事が苦手かもしれません。つまり自分で筋肉を使うという事が出来てないかも…

安定性とは?

ここでいう安定性とは関節の安定性です。

例えば足首。足首周りの筋肉も硬くなってしまうと、膝や股関節や腰に負担がかかってしまいます。関節周りの筋肉とは車でいうサスペンションの役割なのです。

じゃあサスペンションが柔らか過ぎるとどうなるか想像してみて下さい。

関節を支える事が出来なくなるのです。結局柔らか過ぎて関節を支えられず、例えば捻挫しやすくなったり、骨盤が開きやすくなったり、肩が外れやすくなったり等のリスクに繋がる事になるのです。

柔らかい筋肉というのも、本当に柔らかいと言っていいのかはしっかり見極めなければいけません。

例えば開脚。しっかり足を開ける人は柔らかい体と言っていいとは思いますが、その柔軟性が普段はしっかり縮める事が出来ている筋肉なのか、単純に神経伝達が上手くいってなくてゆるくなってしまっているだけなのか。

筋肉は伸ばしたい時に伸ばせて
縮ませたい時には縮める事が出来る。

この2つを自分の意思でしっかり行えるのが、正しい筋肉の使い方なのです。

まとめ

大事なのは柔軟性と安定性のバランスです。
つまりストレッチとトレーニングのバランスです。

柔らかいだけでもダメなのです。

あなたの柔軟性は本当に体に必要な柔軟性ですか?








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