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ストレッチと疲労回復

そもそも…​

そもそも疲労とはなんなのか。

疲れを感じている状態とは心身共に過度な負荷がかかっている状態です。

なぜ疲労感を感じているのか。それは痛みなどと同様に「これ以上負荷がかかると体に害が及びますよ」という体からのサインなんです。

今回はストレッチと疲労の関係についてお話します。

疲労の正体は主に2つ。

末梢性疲労(体の疲れ)

中枢性疲労(脳の疲れ)

ストレッチは2つの疲労に効果的な働きをしてくれます。

疲労を感じるメカニズム

そもそも疲労を感じている原因が自律神経の乱れが大きく関係しています。自律神経は交感神経と副交感神経の2つあり、この2つがバランスよく働くことで自律神経が整っています。

自律神経は呼吸や血液の循環、胃や腸の消化など人間が自分の意思でコントロールできない活動を絶えず自動調整してくれている神経です。

交感神経が優位に働くと興奮や緊張状態に陥り、心身ともに疲れやすくなります。

つまり疲れを感じづらくするためには副交感神経を優位に働かせる必要があるのです。

副交感神経を優位に働かせるにはゆっくりと、正しい呼吸をしてあげると副交感神経が刺激され、血流が良くなり筋肉もリラックスしてくれます。

逆に呼吸が浅いと、交感神経が優位になり呼吸数が増えてストレスも溜まりやすくなります。

改善に向けてのストレッチ!​

じゃあどうしたら正しい呼吸がしやすい体になるか。

そもそも正しい呼吸とはいわゆる「腹式呼吸」。

この時に大事になってくるのがいかに体をリラックス出来るか、筋肉が硬くなっていると無意識のうちに体に力が入ってしまいリラックスが出来なくなってしまいます。

今回僕がおすすめしたいのが肩甲骨周りのストレッチ。


①両手を肩の上に乗せて肩をグルグル回す。

②肘をなるべく遠く、大きく回す。

③前に来た時は肘同士がくっつくまで。

④後ろは肩甲骨をしっかり寄せるイメージ。

これを前まわし、後ろまわし10回ずつ。ゆっくり呼吸しながら、肩甲骨が動いているのを感じながら行いましょう。

終わったら心地よい疲労感が肩に残るはずです。このストレッチは肩まわりのお悩み全般に効いてくれるので、肩コリや首の疲れにお悩みの方にもオススメです。

まとめ

ストレッチをすることで副交感神経を刺激することでのリラックス効果、また血行の改善にも繋がるので疲れづらい身体作りにはストレッチがバツグンなのです。

皆さんも1日5分の短い時間からで構いません。

体のケアを始めてみましょう。




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