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「日本の絵本100年100人100冊」

夕暮れ時、1羽の鳥に導かれ、二人の少年と 1匹の犬は日常を離れて「旅」を始める。背景の高層ビルに反して、そこだけはぽっかりと昭和の空き地の気配。非日常に読者を…

ゆうぐれどき、大きな鳥は、まちの時間のなかから あらわれて、ぼくたちを、ちょっとした「たび」にさそいだす。

はじめてみる まちは、ぼくたちのまちと おなじ時間、おなじにおい。

きっと 大きな鳥は しっているのだ。にんげんが、じめんに 線をひき、 その線を、なんども ひきなおすことを。その線をこえて 生きることの、よろこびを。

道のはての、

陸地をわける 海に、大きなつりばしを かけた。いま、つりばしをわたり…

東京から地球をまっすぐ西へ- 僕たちは大きな鳥にみちびかれ、北緯36度線上にくらすひとびとに会う旅にでる。

1年で1000冊の新刊が出版されているという日本で、100年間に出版された100冊の絵本と画家100人を選び紹介。


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