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ギリシャ一人旅🇬🇷3サントリーニのフィロステファニの青い教会

りこが2024年の4月にギリシャを一人旅したときの記録です。

サントリーニの「隠れ家」でサバティカル

サントリーニのバスはハノイのバスみたいでした。
というのもバスでの支払い方法は現金のみで、乗務員が乗客一人一人に近付いて料金を回収する仕組みです。

片道料金は移動する区間によりますが2ユーロ前後です。

フィラでバスを降りると目が覚めるような青い空と海が見えました

宿の正面にたどり着くと大声でりこの名前を呼ぶ声がしました。

声の主は貫禄と余裕を漂わせる男性。宿のオーナーのようです。

「予約情報であなたの名前を見てすぐ日本人の名前とわかったよ」とオーナーに素敵な笑顔で言われたときは意表を突かれました。
話してみるとオーナーは日本のことに詳しそうです。

部屋にバルコニーもついていて、そこで洗濯物を干したり食事をしたりできました。
周辺環境は静かで隠れ家のような雰囲気の宿です。

オーナーにとってはサントリーニがギリシャで一番の場所らしく、首都に関しては"Athens? No, no!"と一蹴していました。

確かにオーナーの言う通り、自然豊かなサントリーニは静かな場所です。殺伐とした雰囲気は皆無。

アテネなど大都会に大量にいるドバトもサントリーニでは見かけませんでした。

オーナーたちが気さくで優しくて、観光の合間に今後のクリスチャンとしてやりたいことの計画を立てたり考え事をできました。
サバティカルのような素敵な時間を過ごせた至高の宿でした。

オーナーとお喋りを楽しんだ後、オーナーに教えてもらったスーパーマーケットに向かいました。

写真に映っているギリシャヨーグルトをはじめ乳製品が豊富で非常に質が高い。
水、果物、パンなどもおいしい。
おしゃれなこのスーパーは日曜日が休み

スーパーマーケットの商品を見ていると、アジア人に少し近い顔で目が青い人に話しかけられました。

地元の人かと思ったら、その人はサントリーニに仕事で来ているそうです。

どうやら夏になる前にも多くの人がサントリーニに仕事に訪れるそうです。

ゴマがついた大きなパンをカゴに入れてレジに並んでいると、別の人に「そのパンどこで見つけたの?」と聞かれました。

パンが置いてある場所を教えたことを機にその人ともしばらくお話しました。
その人はギリシャの別の島出身で、仕事のためにサントリーニに来ているそうです。

野菜や果物の量り売り担当の店員さんは仕事が丁寧で青い目に金髪の巻毛の妖精みたいな人でした。

ところで、ギリシャの人々は金髪碧眼ばかりではないようです。

目や髪の毛が濃い色の人だったり、どことなくアジア人に似た顔で目の色が薄い人もいました。

ついにThree Bells of Firaへ!

サントリーニと言えば青い屋根の教会。
この教会ことThree Bells of Firaを見にサントリーニに来たと言っても過言ではないです。

青い屋根の教会まで宿から歩いていきます。

Three Bells of Firaにたどり着くまでの間も多くの教会が見える

せっかくなので青い屋根の教会以外にもフィロステファニの絶景や街並みを見て回ります。

観光客は気のせいか青と白の服装の人が大多数。階段上の細い道を登っていきます。

ロバも通るような階段で足元は色々な意味で気を付けないといけません。残念ながらロバに会うことはできませんでした。

強風の中で清々しい光景が広がります。

視力が回復しそうな壮大な景色

白い建物の壁は法律に従い毎年塗り直さないといけないようです。

辺りには「ここは私有地」「あなたは休暇中、ここは私たちの家」というような看板が点在していました。

毎日家からこんな絶景が見えるのは羨ましいですが、家のすぐそばに常に多くの観光客たちがいることにより地元民には知られざる苦労があるかもしれません。

教会だけでなく他の建物の壁も真っ白。
湿気がなく更に白い壁が光を反射するためか、日陰にいなくてもあまり暑くない
エーゲ海を前に静かに一点を見つめる猫を発見。
この愛くるしい猫も片方の耳の先端が切られている。
切られた耳は自由な猫の証
鳥が苦手で直視できなかったものの、カモメらしい鳥たちが海の上を飛んだり船が行き来する様は見ていて全く飽きない
アジア人にサングラスは不要ということで音楽を聴きながら絶景を楽しんでいると、おなじみの人種差別用語が超至近距離で聞こえた。
人種差別ゴミへの復讐は、この崖や自然を造られた神・エロヒームこと「天のお父さま」にお任せ
風に導かれてThree Bells of Firaを目指す地球に居場所がない系クリスチャン
さすがギリシャ文明の国、この美的感覚の高さに脱帽!
国旗もおしゃれすぎて羨望。
教会といえばイスラエルが本場と思うけれど、新約聖書が書かれた言語の国の教会も美しい
この壁だけクリーム色なのが不思議

ついに目的地に到着!

日差しによって印象が異なるThree bells of Fira

自然の色をそのまま写したような鮮やかな教会を見ることができて感無量です。

写真に映してないですが多くの人がひしめき合って写真や動画の撮影に熱中していました。

フィラ近辺に滞在中はこの青い屋根の教会や崖からの眺めを見に何度か足を運びました。

時間帯により同じ場所でも青色の見え方が変わり、いつ訪れても麗しい景色に癒されました。

次回はイアの街や景観の様子をお届けします。
最後にフィラの青い屋根の教会などの別の写真を共有します。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
シャローム!

Three Bells of Firaを再訪したときはこの案内に従って行きました

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