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ギリシャ一人旅🇬🇷2サントリーニのカマリを散策

りこが2024年の4月にギリシャを一人旅したときの記録です。

地元民一推しの街・カマリの魅力

曇りでも晴れでも風光明媚なカマリビーチ。この時期は街全体が静かでした
りこがカマリにいる間、他のレストランなどど同様にこちらのランドリーも休業中のようでした
パン屋さんのテラスでチョコレートケーキとケフィールをいただきました。このケーキも持ち帰りしたバクラヴァも絶品でした


高層ビルが皆無のため空が非常に大きく見えるカマリの街を散策しました。

海沿いの青い屋根の教会は有名ですが、カマリの街でも青い屋根の教会は至る所で存在します

湿気がないため大変過ごしやすい気候でした。

個人で経営しているらしい大きめの売店を訪れたとき、店員の方がおすすめの商品の値段を一つ一つ教えてくれました。

「ヤーサス」は「こんにちは、さようなら」という意味で、お店に入るときや出るときいずれもヤーサスと言います。

サントリーニの他の場所でもそうでしたが、大半の地元の方々は礼儀正しくて親切な人たちばかりでした。

その人たちからは「人種差別なんて下劣なことはしない」というような気迫に近い気品すら感じます。


もし自分がヨーロッパ系の人間だとしたらなんとしてもサントリーニに移住したいくらいです。

建築に詳しくなくても見てるだけで楽しい建物
カマリビーチの大きな岩を登った場所から見るエーゲ海
宿の近くにいた黒猫
火山を背に静かに佇む動物たちに癒される

ギリシャに来た本当の理由

パン屋さんで持ち帰ったバクラヴァと牛乳をホテルでいただきます。
カマリに五泊した間はホテルのバルコニーや海で朝食後、ほぼ一日中海を眺めるという時間を過ごしました

気分を一新するために遠いところに来たくてギリシャに来ました。

声が出なくなり、適応障害の診断を受けたりこ。
フリーランスのエンジニアとして長年色々な現場で働いていました。

りこの仕事の能力自体はどこの現場でも高く評価されてきました。

りこの仕事振りや態度には文句をつけることができない連中が、りこの声が変だとバカにしたり、りこの仕事の妨害をしたりしてきました。

奴らはりこが低い声で話そうとするとりこが怒ってると揶揄してきたり、りこが変わってるだのこだわりが強いだのくだらない揚げ足を取り続けてくるのです。

多くの現場でよく個人的な相談を受けたり昼食に誘われたりしたし、話しやすいと色々な人から言われていたので自分の性格は偏屈ではないと思います。

意味のない「会議」に多くの時間を費やし、奇妙で耳障りで不正確なカタカナ英語を乱用し「仕事している振り」をするだけの奴らが時間をただ浪費し、他人を一生懸命こき下ろすのです。

仕事で関わった人全員が変な奴ではなかったですが、他人の粗探しをすることしかできないような幼稚な奴が多すぎました。

程度が低い連中から嫌がらせを受け続けてまでしたい仕事では全くないと気付き、ITの仕事から離れたことは正解でした。

嫌がらせに耐えて病気になるくらいならその環境から離れるほうがずっと良いからです。

クリスチャンとして本当にやりたい仕事を始めることにしました。

そのための準備期間を過ごしたい場所として思い浮かんだのがサントリーニです。

太陽によって青やエメラルドグリーンになるエーゲ海

海辺のレストランと「事件」

レストランから見えるカマリビーチ。穏やかで最高の時間

「ニーハオマ?」と声がした方向を見ると、海辺のレストランのオーナーと見受けられる人が立っていました。

オーナーをここではルークさんと仮名で呼びます。

りこ以外にもお客さんが何人かいて、家族連れでゆっくり過ごしたり、イタリアのバルのようにカフェを飲んですぐに帰る人もいました。

それぞれが海のすぐそばで思い思いの時間を過ごすことができる居心地が良いレストランです。

ギリシャサラダにパンをつけていただきました。水も忘れないうちに注文
マルゲリータピザは二人前くらいの大きさ

ルークさんに「フィラに十日間もいて何するの?」と驚かれました。

青い屋根の教会を見に行ったりする予定と答えたところ、ルークさんいわく「カマリが一番良いよ!カマリにはビーチがあるけどフィラにビーチはないから」とのこと。

とてもおいしい食事をいただきながら綺麗なカマリビーチを眺めているうちに、猫がそばに寄ってきてくれました。

陽気なマルチリンガルのルークさんとのお話もとても楽しかったです。
このレストランは後日再訪しました。

よく見ると黒い犬が寝ていた

ルークさんのレストランを後にしピザの箱を持って歩いていると、別のレストランの人が「ピッツァ!ピッツァ!」と笑いながら声をかけてきます。

その人を見て胸騒ぎがした矢先、後ろから走ってきたトラックの中から「チンク!」という叫び声がしたのです。

日本にいたら声や性質を揶揄され、日本から遠く離れたら問答無用でアジア人差別用語を投げつけられる。

美しい海や自然が目の前にあるのに、人間の心はどうしてこんなにも醜くて汚いんだろう?

動物は無闇に他者を攻撃しない。もはやニンゲンに呆れてきました。

荒んだ心が白猫によって静まる。猫になりたい

猫に癒され、フィラへ移動

素敵すぎる景色を目に焼き付けます
毎日海にいたため腕が真っ赤に日焼けしました

「チンク事件」をものとも感じさせないようなカマリビーチの壮麗さに圧倒され続けました。

カマリを離れる日がいよいよ近づいてきます。

タクシーの運転手さんに教えてもらったパン屋さんで買ったトルティーヤとココナッツジュースをエーゲ海を見ながらいただきました
青い屋根の教会は曇り空より快晴が似合う
カマリを出発する前日にバス停の場所を確認します
エーゲ海の朝日。日の出は午前7時前後、日没は午後7時前後でした
ルークさんのレストランから見た海

カマリを出発する当日、ルークさんのレストランにまたやって来ました。

猫が尻尾を垂直に立ててりこの隣に来ました。

垂直な尻尾は撮り損ねた!
猫の片方の耳の先端が切られている

ルークさんが舌打ちして猫を足で追い払おうとします。

聞いたところ、この猫たちは野良猫で食べ物をねだるためにレストランに来るようです。

スペシャルメニューのラムシチューをギリシャコーヒーと一緒に注文

サントリーニにまた来るときがあったらカマリにもっと長く滞在したいです。

ルークさんのレストランにいた猫たちのかわいい写真でこのnoteを締めくくります。

最後まで読んでくれてありがとうございます。次回のnoteではフィラの青い屋根の教会や景色の写真をお届けします。

食べ物目当てでもそばに来てくれてうれしい
地球に居場所がない系クリスチャン・りこを癒す猫
猫なら至近距離にいても大丈夫

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