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シンプルな言葉であたまを育てる

授業づくりの一番のポイントは、
「シンプルな言葉」です。

シンプルな言葉とは、
子どもの動き、動作、活動、状態を表す単語のことです。

例えば、あつめる、わける、ならべる、かさねる…などです。

シンプルな言葉で、
ねらいも活動も手立ても表現できます。

シンプルな言葉で伝えれば、
子どもはわかります。

シンプルな言葉でねらいを表わせば、
指導者の指示や教材もポイントを絞ることができます。

タイトルの図に、
あたまを育てるシンプルな言葉を集めてみました。

あたまを育てるとは、
認知発達を促すことです。
認知とは、ものごとを意味付けすることです。

認知発達を促すとは、
動きを通してモノや環境、人に働きかけ、
その結果を頭の中で意味付けし
頭の中のネットワークを広げることです。

例えば、
赤青黄色のチップを色ごとに
「あつめる」。
色が混ざったたくさんのチップを色ごとに
「わける」。
チップを横にまっすぐ
「並べる」。

そして、並べたチップを
「ひろげる」。

すると、たくさんに見えるけれど
数は同じ、
ということがわかる。
これは、「保存の概念」と呼ばれています。

シンプルな言葉で、
子どもの活動をデザインしてみましょう。

授業が効果的、効率的になります。

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