【Zatsu】香りの世界へ行こう8
アンバーという言葉から何を連想するでしょうか。それぞれの環境に応じて答えも変わるでしょうが、いちばんポピュラーなのは琥珀かもしれません。
そこから転じて、琥珀の色、琥珀をイメージした香り、などに派生していきますが、もとをたどるとアンバーグリス(Ambergris)にいきつきます。そして、このアンバーグリスを日本語で龍涎香といいます。
龍涎香はマッコウクジラのおなかのなかで生成される結石なのですが、これが長い時間を経て変質し、香料となります。そうなるともう、その希少価値ゆえに恐ろしい価格で取引される(億単位にもなる)。
なので、龍涎香を模した香りというか、近しい成分を調香したものが龍涎香として流通し、庶民はこちらを手にすることがほとんどになります(ま、しゃーない🥴)。
それにしても、クリスマスイブイブだからなのか、まだ全体として円安基調だからなのか、とにかく浅草は8割がた外国人観光客。三社祭かってくらい、もう活気がすごい。ついでに浅草のなかを回ってこようと思ったけど、あまりの人の多さに心がくじかれてしまい、そそくさと退散する。
お店のなかは静謐な空間でした。一歩外に出るとものすごい人だかりなんだけど。ひょっとして、お香は日本旅行みやげとしてまだ認知度が低いのかな。オリエンタルな雰囲気は人気が出そうなんだけどね。
あと、友人から「このあいだ浅草に行ったら、いまだに小池百合子の三密Tシャツが売られていた。おみやげ屋さんみたいなところに」という情報を仕入れており、心が揺れていたんだよね。「早くしないと売り切れちゃう。急げ!」とせかされていたんだけど。まぁ、次の機会に😅。