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【Zatsu】香りの世界へ行こう6

うずまき型のお香といえば、代表格は蚊取り線香です。あの香りも存外悪くないよね。もちろん蚊にとっては最悪なんだろうけれど。
うずまき型の特徴は、コンパクトなサイズでありながら、燃焼時間がとても長いこと。1時間以上持続するものも多く、横で香りを立てながら作業や仕事へ集中する場合にはもってこいです。

たとえばこんなのがあります。

沖縄名産の月桃という植物を使ったお香


このお香、結構好きなんです。
どこが好きかというと、まず見た目がオシャレ。箱の色味がいい。
それから、最優秀賞をとっている。
「うる」の字体も勢いがある。などなど。


箱を開けるとこんなかんじ


グリーンの薄紙に包まれたうずまき状のお香が顔をのぞかせます。商品の説明書も添付されている。どれどれ。


アピールポイントがかなり詳細に記載されている


燃焼時間は3時間とかなり長めです。月桃ってショウガの仲間なんだね。防虫剤の代わりにも使われる植物だとか。ふーん。
それでは、ひとつ取り出してみましょう。


繊細なので、慎重に扱わないとすぐに折れる


丁寧に取り出し、香立てにセットする。うずまき型用の専用香炉もあるんだけれど、おれは面倒なので蚊取り線香用をつかっています。キンチョー製のアルミのやつ。うずまき界の巨人、信頼と安心の一流ブランドです。


うる自身は、この扱いをどう受け止めているのか


月桃は、果物のピーチとは関係ありません。香りはどちらかというとセージを燃やした時に近いです。かなりきつめのスパイシーな香り。初めて焚いたとき、月桃を知らなかったので、名称からあの甘さを予想していたのですが、あまりのベクトルの違いに狼狽した記憶があります。
とはいえ、そこから一歩進んで心地よいと感じるまでになったとき、ようやく大人になれた気がしました。これはおとなへの通過儀礼。一種のリトマス試験紙なのかもしれません😁


それにしても、このイラストはいったい……





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