子どもが褒められる=自分が褒められるも同じこと(Twitterでいただいたご質問の回答 2/21)
こんばんは、ジョゼ佐藤です。
本日、このようなご質問をTwitterでいただきました。
親御さんがこのような気持ちになる理由は、
❶自分の子どもが褒められる
=自分の人生や努力を褒められているも同然の気持ちになるから
❷第三者を通じて自分のことを間接的に褒めらることで、褒められることの嬉しさが増しているから(ウィンザー効果)
❸人は「誰かのために努力する」ということが自分へのモチベーションだったり、そのことを評価されることがさらなる自分へのモチベーションとなるから
ということが考えられます。
そしてこの質問をしてくださった質問者様は、
(恐らく)成人以後の人生経験において何度か御自身が間接的に褒められることによって❶~❸の効果を経験学習してきたのではないでしょうか。
だから、
このような感情を抱くことになるんだと思います。
(既に肌感覚で理解されていることなのではないでしょうか)
私は質問者様のような親御さんの立場に立てたことは(残念ながら)ないのですが、自分のきょうだいや知人からも同じような、
「子どものことを褒められると自分が褒められたような気持ちになる」
という話は聞きますし、自分が指導をしている選手の保護者の方からも、
「子どもが褒められると自分も褒められている気持ちになってすごく嬉しい」
という話はよく耳にします。
私も私で、自分がサッカーを教えた子どもが次のカテゴリーに進んだあとに他の指導者の方から褒められると、まるで自分が褒められたことのように嬉しいですし、
自分の教え子が次のカテゴリーに進んだあとに良い結果を残したり、サッカー以外のことでも評価をされると、自分が褒められたことのように嬉しいです。
つまりは、子育てに励む親御さんにしても、子どもになにかを教える立場の人にしても、自分の子ども(もしくは自分の教え子)が誰かから褒められるということは、
ということが考えられます。
だから見方を変えれば、自分の子ども(もしくは自分の教え子)を褒めているということは、自分のことも褒めていることになるので、「子どもを褒める」という行為が「自分を褒める(自分のやる気も上がる)」ということでその子どもの精神的にも、自分自身の精神的にも良いことなんだと思います。
少し話の視点を変えますと、
ということが、子どもにも自分にもどれだけ良いことなのかは、世の中の親御さんや指導者の方たちにもっと理解してほしいなと…
無闇やたらと『厳しさ』を求める方たちを見ていると思うことがあります。
指導の現場にいても、
ということをわかってほしいなぁ…
と思うことはあります。
ということを、もっと大人同士で理解しあって広めていきたいですね。
今回のご質問に対する回答は以上になります。このたびはご清聴を誠にありがとうございました。
m(_ _)m
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