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読書感想文 中国化する日本

内容は文句なしに面白いんだけど、無駄な記述が多すぎる。著者はサービス精神でやっているのだろうが、饒舌すぎてやかましい。
年表まで入れて380ページ以上あるが、この内容なら240ページに収まるはず。
自分の言いたいことではなく、読者の読みたいことを書いてほしい。私が担当編集者だったら、そう言うだろう。
「ここにはお金を払ってくださる読者の読みたいことだけを書いて、言いたいことは、自分でお金払ってキャバ嬢相手に話してください」と。

というわけで、内容は素晴らしいのだが、内容よりも無駄な記述の方が目につくので、感想もそっちのことになってしまう。
これはいいことではないだろう。

とはいえ、余計なことを言うのは、この人の性格のようだから、しょうがないのかもしれない。



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