小さい頃思ってた「おばさんオタ」に近づいた今思うこと
私事すぎますが、先月2X歳となってしまいました。
大人向け少女漫画1話にて、長年付き合ってきた彼氏に「ごめん、他に好きな人ができた」と突如振られ、「私の○年ってなんだったんだよ!」と嘆く主人公の年齢です。
30歳を目前に控え、さぁ周りは結婚、出産、納車?!保育園に入園?!なんて今、
私は推しを増やし、概念上の2人目の子供が爆誕しています。(ハローマイベイビー👶ジャンハオ)
小さい頃思っていた、いわゆる「おばさんオタ」に着々と近づいていた今改めて、オタク楽しいな〜と感じる日々です。
みなさん、東京ガスのCM見ましたか?
タクシー運転手として日々の業務に励むおばさまが突如Kポドルにハマり、人生が輝いていくさまを描いた、私の大好きCMです。
CM中に登場される方が、推しに出会ってから本当に生き生きとして、明るくなっていく様子が本当にかわいいです(演技上手い)。
冒頭の、唐揚げを思わずぽろっとこぼしてしまうところなんて、『わかる』の極みです。
大人になってからだからこそ、まさか私が?え、、?アイドルに、、?となる感覚、きっとあるんだろうな。
いわゆる「推し活」が、若い子の娯楽としてだけではなく、広く日本に浸透してきているかが感じられる良作だなと思っています。
このCMを見てて改めて考えさせられたんですが、そもそも推し活って、若さゆえの推進力に突き動かされるものではあると思うんです。
たくさんの時間がある中で、時には勉強も忘れて、ただ推しだけのことを考え、ひたすら語る。周りの目なんて気にしないし、推しのいる人生本当サイコー!そんな時期があったなあと懐かしくなります。(割と今もそうだ!ということは置いておきます)
私もボイプラに高校生でハマって、掲示板にQRコード貼りたかったし、学年中の座席にジャンハオの布教シートとか置いてまわりたかったなあ〜。ジャンハオのことオッパにしたかったな〜(今も必死になって舞台挨拶の応募協力してるとかは、置いておきます)
でも、周りを見ていると、大人の推し活が持つ推進力も凄まじいな、と感じます。
大人の推し活には若い頃ほどの時間はないし、人目が全く気にならないかと言われたらそんなことはないけれど、
まあ単純にお金が昔よりはあります。
もちろん給料の多い少ないや、休みの合う合わないにこそ左右されますが、基本的には行きたいなと思ったら、ふらっと全国飛び回れちゃうし、グッズもCDも買えちゃうんです。
大人の推し活はお金によって若い頃でいう推進力を買っているような感覚さえあります。
そして何より大人になってからの趣味って本当に生活する上で大切なんですよ。
これは社会人になって初めて感じたことです。
冗談じゃないくらい、推したちが毎日の生きる希望になっています。
失礼な話ですが、オタクになった当初10歳の私は、ママさん世代のオタクさんを見て「あんな歳までヲタクやるなんて」と思っていました。
でも自分がいざその世代に近づいていくと、オタクじゃない自分が怖くなるくらい彼らに支えられています。
仕事・私生活ではすべての行動が自分の責任になり、残業・ライフステージの変化・今後の自分への不安…など様々なものが押し寄せてきます。
精神科こそ行ってないけど、過呼吸になったり、胃腸炎になったり、会社に行こうとするたびに動悸が止まらないこともありました。
そんな時に中島裕翔やジャンハオがいてくれたことで、私は率直に「まだ生きたいな」と思えたわけです。
いや大人になってこそオタク楽しいし、ありがたいからね?!?!と、昔の私に伝えてあげたいです。
ちなみに周りの人たちは、直近の出来事を聞かれてもいまだに推しの話しかしない私を見て「変わらないね」と言われるし、昔を懐かしむ材料にされているんですが、個人的には時が止まってるのではなく、関わり方を変えて日々好きな気持ちが増している、そんな幸せなオタク人生です。
推しに出会ってなかったらきっともっと貯金あっただろうな、結婚できてたかもなとか考えたこともありますが、何回過去に戻ってもきっと私は中島裕翔ありきの人生を選びます。
改めて中島裕翔くん、10歳?11歳?からもう19年間、私の人生を豊かにしてくれてありがとう。
裕翔くんがおじさんになるとともに私も「おばさんオタク」になりますが、これからも末長くアイドルでいてください。私もオタクでいるので。
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