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身体に触れること

階段から滑り落ちた 
わき腹打撲の高齢の父に 


テルミーかけてきた


背骨は曲がって 
あちこち手術の傷痕だらけの 
父のからだに触れた 
父の身体に触れることなんて 
これまでに何回あっただろうか  


ケアなんて何もしてきてないだろう身体は
不調の宝庫なはず
それでも
自分のことより周りを
常に気づかい生きてきた父 


今になって涙がとまらない 
傷を追いながらも 
大切に育ててくれて 
たくさんありがとう 


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