画面から離れると。
最近、不思議と集中力が上がっている。音楽を聴くにも、本を読むにも、仕事も。運動も。
なにをすべきか?を考えられる。
なんでだろうなぁと考えたところ、思い当たる行動に関してはSNSをほぼやめている、といったところか。
持っている情報を出すべきところに出そうと思うし、むやみに自分が独自に編集したものを教える必要もない。
その情報に価値があるかどうかも分からないものなぁ。
以前のわたしは、誰かのためになればいい、役に立つかしら、なんて甘っちょろいことを思っていたんだけど、どうやらそれはただのエゴだったんじゃないかな。
そんなこんなで、最近は本をいつも傍に積読。音楽、たまにラジオ。たまに運動。
これら全てがわたしを癒す。
今日は急いでいたこともあって通勤に本を持ってこなかった。
うーん。ツライ。
しかし、わたしにはKindleという文明の賜物がある。と、覗いてみたところ読みたい本がない。
今読んでいる本の一つ。でも、これのモードじゃないのよなぁ。
うーん、ツライ。
そうそう、最近好きなネットショップがある。ここの本のチョイスが好きでチョコチョコ覗いては注文している。
先日友人に話してみたら、彼もそこで本を買っているという。なんだ、やっぱり似ているんじゃん。
こういう共通点は、話さないと分からないし、気づいたら儲け物だと思って、大切にしている。
で、こちら。
わたしは最近ここでコーヒー屋さんのエッセイを買った。
こちらの庄野さんが、アアルトコーヒーの方だとは全く知らず、ただこのタイトルと、装丁に惹かれて購入。
友人もコーヒーにとても詳しいし、好きなのでこの本は知っているようだった。
本が醸し出す空気は、それらを置く棚や部屋に独特の存在感を出してくる。
様々な本が置いてある本棚は、多様性の塊だ。だから、図書館とか書斎とか、本がたくさんあるところにいると不思議なざわめきのようなものが聞こえる気がする。
様々な人の思いや思考や、歴史、その本を手に取った人たちのその後。
一冊の本を読み切ること、もいいけれど、わたしはネットサーフィンのように、部屋にあるいろんな本を次々と読み漁っていくスタイル。
頭の中が忙しい。でもそれが、いろんな煩わしさをさっぱりさせてくれる行為なのである。
Stay home.悪くない。
画面から離れることがクセになる。
わたしの文章を気に入ってくださったら、サポートしてくださると嬉しいです。 いただいたサポートは今後のクリエイターとしての活動に使わせていただきます! 寂しさや悲しさをちょっと支えられる文章を書いていきたいです。