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『読むアートはいかがですか?』4

今日は友人の紹介で、写真家小林修さんのトークショーと写真展に足を運んでみました。そのキーパーソンが村井さんという、朝日新聞社の方。週刊朝日であの司馬遼太郎さんを長年にわたってご担当されていた方です。ここで、司馬遼太郎さんをご存知ない方もいらっしゃると思うのでご紹介。

数々の歴史小説を残し、代表作ともいえる『龍馬がゆく』はドラマにもなりました。その絶大なる功績とともに未だファンは全国各地にいらっしゃいます。そこに魅了された方々は司馬遼太郎さんを心から愛されていらっしゃるのを感じました。

そして今日はこちらへ。

私も趣味程度で写真を撮り続けているのですが、写真には二つの側面があると思っています。

事実、ファクトを伝えるための写真と、芸術やアートの側面が強い写真です。

そこに共通してあるのは、その写真の奥に実は撮影者が持っている思いをどれだけ感じさせられるか?です。

ファインダーから見えるその被写体への愛は、どんな写真であれ垣間見えると思っています。間違いない。

その写真を見た人たちが、どれだけその切り取られた事実にストーリーを想像できるか?そこにプロの腕はかかってくるのでしょう。

ただ、私が撮る写真には最近愛が足りない。

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雰囲気だけ乗っけてしまっている、勢いだけ乗っけてしまっている。今日の写真展を見て、自身が撮る写真をもう一度見直さないとなと思いました。

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ただ綺麗に、ただ美しく、なんてのはつまらない。驚きや感動、それを感じるための写真を撮りたいと、小林さんの写真を見ては思いました。

写真は、1番最初と、最後に撮った写真がいいらしいのです。最後に終わって気が抜けた時の表情が1番、その人らしいのかも。リラックスしている写真は、とても難しい。

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