見出し画像

大江戸線、年末年始に急遽の減便!その時乗換案内は…

こんにちは。ジョルダン「乗換案内」運用担当です。

都営大江戸線の減便ダイヤに乗換案内で対応

年末にニュースになったのでご存知の方も多いかと思いますが、
2020年12月27日から2021年1月11日まで、都営大江戸線が職員の新型コロナウイルス感染等の影響により、減便運行を余儀なくされておりました。
(2021年1月12日より平常運転に復帰)

実際に大江戸線をご利用になられて本数の少なさを実感された方もいらっしゃるかと思います。

乗換案内は減便運行の開始には間に合いませんでしたが、
12月30日の時点で、大江戸線の減便ダイヤへの対応を行いました。
(その後1月4日、1月7日にもダイヤ変更が行われていますが、こちらも発表の翌日に対応しております)

年末から仕事始めの週まで減便?これは影響が大きそう・・・

乗換案内は臨時ダイヤにもなるべく対応するようにしているものの、
実は「年末年始期間中にデータ更新を行う」というのは、かなりイレギュラーな運用ではあります。

というのも通常の年末年始ダイヤや大晦日の終夜運転ダイヤは、12月の早い段階で発表がされ、
12月28日頃までにはすべて反映を完了させるからです。
(昨年は、大晦日の終夜運転ダイヤがほぼ取りやめになったため、取りやめの反映も行っておりました

ジョルダンでは、鉄道の時刻表データについては、時刻表の制作元
(本屋さんで売っている大型時刻表を制作しているところ…といえばピンとくる方もいるかも?)
から提供を受けて反映しておりますが、

今回の都営大江戸線の減便ダイヤは、

・急遽実施されることになったこと
・乗務員の復帰状況次第で、順次増発を行っていく予定であること
・12月28日時点で、まだ具体的な時刻表が東京都交通局さんのHP上に公開されていないこと

から、制作元からデータ提供を受けて対応、という通常の方法では対応ができないものでした。

しかし、

・減っているとはいえ、年末年始に大江戸線を使う必要がある方もいらっしゃる……
・年明け1月4日以降は通勤に使う方もいらっしゃり、困る方が増えてしまう……

ことを考えると、このまま「1月11日まで対応できない」ままにしておくのは、非常にツラいところがあり、悩んでおりました。

見えてきた希望・・・そして対応へ

幸い、12月29日の夕方時点で、東京都交通局さんのHPに都営大江戸線の各駅ごとの時刻表が公開されていることを見つけてくれた社員がおり、

「自社でデータ作成を行えば対応ができそうだ」

という希望が見えてきました。

年末年始期間中ではありましたが、データの作成ができる社員と、
データの更新作業ができる社員に作業を依頼することができましたので、
(※その分振替で休んでいただく必要はあります)

12月30日にデータの作成からチェック・サービス反映までを一気に行い
夜には大江戸線の減便ダイヤへの対応を完了しました。

仕事始め、通勤の足を支えるために

その後1月4日からは朝夕の通勤時間帯を中心に増発が行われました。

普段は珍しい光が丘⇔六本木経由⇔清澄白河折り返しの列車が数多く運行され、東京都交通局さんが限られた人員の中、利用の多い区間に列車を集中させ通勤の混乱を最小限にとどめる努力をされていたことがうかがい知れました。

この増便についても乗換案内でも当日中に対応を行いました。

その後1月7日の一部増発を経て1月12日に無事、通常ダイヤでの運転に復帰となりました。
(乗換案内はあらかじめ1月12日以降は通常ダイヤでの案内としておりました)

対応はつづくよどこまでも

緊急事態宣言の再発令が1都3県を皮切りに行われ、
首都圏での終電繰上げも行われるなど、まだまだイレギュラーなダイヤ変更は続きそうです。

しかしながら、それでも移動が必要な方はたくさんいらっしゃいますので
そのような方々が安心して電車に乗れるよう
乗換案内では引き続き、ダイヤ変更への対応を迅速に行ってまいります。

時には変更後の対応となってしまう場合もございますが、
対応が間に合わない場合は検索結果に【未対応】の旨を表示しておりますので対応ができるまで、温かく見守っていただけますと幸いです。

寒い日々が続きますが、皆様お身体に気を付けてご自愛くださいませ。
乗換案内をよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?