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能因法師が、百人一首に残した作品は?

能因法師のういんほうしが、百人一首に残した作品は、、、

─── 目 次 ───
☆作品
☆意味
☆歌枕
☆文法解説
☆鑑賞
☆出典
★関連動画
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☆作品

♪ 嵐吹く
  三室の山の
  もみぢ葉は
  龍田の川の
  錦なりけり

です。

読みは、

♪ あらしふく
  みむろのやまの
  もみじばは
  たつたのかわの
  にしきなりけり

となります。

この歌は、永承4年(1049年)の内裏歌合せ(だいりうたあわせ)にて披露されました。

☆意味

嵐吹く  (嵐が吹いている)
三室の山の  (三室の山の)
もみぢ葉は  (紅葉の葉は)
龍田の川の
   (竜田川に散り敷いて)
錦なりけり
   (錦の織物のように
    美しいことに
     初めて気づいた)

☆歌枕

三室の山みむろのやま

竜田川


☆文法解説

5句:「なり」断定の助動詞

   「けり」
   詠嘆の助動詞

5句「錦なりけり」は、

「錦の織物のように美しいことに初めて気づいた」という意味です。

☆鑑賞

☆出典

『後拾遺集』秋・366

★関連動画

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