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ちりも積もればなんとやら。IHの交換見学

おはようございます。
関西を中心に大家業に奮闘中の
佐山 潤(さやま じゅん)です。

本日は所有する物件の入居者さんから、
「IHのコンロが壊れて動かない」
と連絡があり、交換作業に立ち会ってきました。

IH交換でわざわざ大家さんが立ち合い!?

大家業されてる方、
されてなくても賃貸物件に入居されてる方なら、
想像つくと思いますが、
IHの交換で大家さんがやってくる、、、
なんてふつうはないですよね。

そうなんです。
これくらいの簡単(作業時間2時間以内)な作業は、
業者さんを手配して、その業者さんと入居者さんとで、
直接やり取りしてもらって、
いつの間にか終わってる。

という事がほとんどなのですが、
私の所有する物件が築30年を超えた自他ともに認めるボロ物件でして、
IHの故障・交換があまりに多く、
以前はその都度、管理会社に丸投げしていたのですが、
そのたびに数万円の支払いをするのが、勿体なく思えてきたので、

2年くらい前から、
まず交換する機材を自分で手配するようになり、
それを知り合いの業者さんに送り、
その機材をもって業者さんが取付だけしてもらう。
私が業者さんに払うのは作業代だけ。
あとは火災保険が申請できないか、保険代理店と話す。
(色々頑張って結構保険金引っ張っていましたw)

というパターンが定着していました。
が、
件数があまりにも多く、この物件購入して4年になりますが、
もう今回で10件目くらいになるかと思います。
これだけ多いと、
「もう自分でやったほうがええんちゃう?」
と思い立ち、業者さんに
「工事見せて下さい!よかったらやり方も教えて下さい!」
とお願いした所、すんなりOK。

という事で立ち会ってきました。

まず、古いIHコンロを下から覗いて、
取付のビスを外し、


下から叩くと、すぽっと外れる。
で、周りの油汚れをお掃除して、
新しいコンロを入れてやる。
コンロについている金具を開いて、


それをキッチン台にかませて固定して、


コンセントに電源をつなぐ。
完成。




え!?これだけ!?


これで作業代2万くらいかかります。
ただ、作業代は内容の複雑さよりも、
かかった時間に対して支払うので、
ここまで来ていただいた時間、作業時間、
そしてこれから旧機材を廃棄する時間、
色々含みます。

とはいえ勿体ない!
自分でやろ。w

ただ、注意点も何点かあるみたいで。

取り外すコンロがあまりにも古いと、
ねじがさび付いて動かなかったり、
また、取り外した瞬間に錆がバラバラっと落ちてきて、
入居者さんの私物を汚してしまう事があったり、
今回は100Vのビルトイン
というタイプでしたが、200V以上のコンロとなると、
電気工事の資格が必要となったりと、
ケースによってはやはりプロに任せたほうが無難。

という事もあるみたいです。

あと、今回は近場だったのでいいですが、
遠方に所有している物件だと、現場までの往復交通費、
旧機材の処分費等考えると、自分でやる意味がない、
というケースもありそうですね。

何にせよ色々勉強になった一日でした。

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