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“WE ARE EVERYWHERE”

カナイフユキ
カショロ・ロサノ
super-kiki
goods/ZINE/loneliness books

 性別、年齢、人種、生まれ育った国/地域やハンディキャップの有無など、自分という人間を構成する要素はたくさんありますが、本展では<LGBTQ+>を軸としています。
 展覧会名「WE ARE EVERYWHERE」(=わたしたちはどこにでもいる)は、LGBTQ+の権利向上を訴えると同時に、自分たちの存在を祝福する場である”プライドパレード”にてスローガンとして頻繁に使用されているフレーズです。

 自分を知ることは他者を知り想像することに繋がります。
体の性別、しっくりくる性別、どのような人を好きになるのか、そしてどのようなルーツを持つのか、自分という人間を構成する要素について考えてみてください。
 
 わたしは女性として生まれ、今のところ自分のことを特に女性とも男性とも思わず、女性と呼ばれる人たちを主に好きになる、日本で生まれ育った22歳の日本人です。

あなたはどうですか?

展覧会フライヤーより

京都芸術大学アートプロデュース(ASP)学科
山城大督研究室4年生の田中めいさんが、卒業制作としてキュレーションする展覧会「WE ARE EVERYWHERE」を9月23日より堀川新文化ビルヂングにて開催しています。

絵画/写真/本,zineなど多種多様な作品に出会える本展は、国内では東西、海外ではスペインからの作家4名、書店1店で構成されています。

ジェンダーに造詣が深い作品が多様な媒体で集まるという、関西ではあまりない展示です。私の作品もセクシャリティの視点から再考/再鑑賞するきっかけにもなると思います。

展示作品はアートゴーズオン以降加筆した"I am"と、グッズとしてまどか株式会社さんでアクリルとUV印刷をしていただいたアクリルSOTAI、黄色とピンクの刺繍SOTAIバッジです。(刺繍はパートナー作!全部模様違います)

I am 
アクリルSOTAI(無色/彩色)
SOTAI刺繍バッジ
私が制作する上で要素となった本二冊
loneliness booksさんより

初日を終えて、改めてキュレーターである田中さんのパーソナルな部分を知り、同じ種類の悩みや考え方をしているな、という共通項を確認しました。
正直、自分がノンバイナリーに当てはまると思うと自認して公言している方に出会ったのは初めてでなんだか不思議な感覚です。

ジェンダーアクティビティな作家さんの作品に囲まれて、刺激をもらった一日でした。また私の作品にも気持ちを昇華していきたいと思います。
ひとまず10/28はみなさん空けといてくださいね〜
少々インスタレーション的なかなり面白いことを中津で行います!予告!

本展ではあと24,29日に在廊を予定しております。
京都にお寄りの際はぜひお立ち寄りください。

会期:2022/9/23(金・祝) - 29(木)
時間:10:00 - 19:00

会場:堀川新文化ビルヂング
   2F ギャラリー&イベントスペースNEUTRAL
https://horikawa-shinbunkabldg.jp/rental-space/