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PLANT ART MAGAZINE #001

大阪は天満橋、OMMビルの中にあるコミュニティアートスペース
PLANT/ART Lab OMMさん
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特殊箔印刷「Sプリズムプリント」で従来の印刷の表現方法の限界に挑戦している有限会社サンクラールさん
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株式会社T&K TOKAの7色インク
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10名のアーティスト(instagram)
上田バロンEmiko Kojima 河崎ヒデオス |キタイ シンイチロウ (DEVILROBOTS) 小瀬古文庫 |ふるやみか |maeda toshiyuki  |Yuhei Takahata  |ロケット・ジャック わんぱく中年とのまる


という化学反応で生まれたART MAGAZINEに、UNKWON ASIA 2019でレビュアー賞をいただいたきっかけでお世話になっている前田敏幸さんからお声がけいただき参加させていただくことになりました。

PLANTの滝本さんと印刷会社のサンクラールさんがデジタルの世にアナログでの価値を再構築するような試みのプロジェクトを始め、今回はその創刊号(1号?)と言えるものです。

今回、私の作品はまずデータの元となったアナログ作品の制作を行いました。次に作品データを前田さんに託し、私の作品・表現意図を前田さんが咀嚼しグラデーションインクの影響を加味しデータ化、それを印刷という流れで出来上がったものです。

元データはこちら↓

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[SOTAI]
watercolor acrylic silkscreen
on canvas
18cm×14cm

前田さんはこのデータのテクスチャーを拾って、今回のART MAGAZINEの目玉の一つのグラデーション印刷が存分に発揮できるようデータを作っていただきました。その点の前田さんの創意工夫がnoteにまとめられていますのでぜひご一読ください。

グラデーションインクとはなんぞやという方、私も印刷に関してはかなり疎い方ですが、要はプリンターのインクを入れるところを左側と右側に2色入れちゃう。何百枚と印刷をしていくと勝手に印刷段階でインクが混ざり綺麗で個別性のある印刷に仕上がる、ということだと思います。それをミックスプリントと呼んでいます。今回は表紙もミックスプリントです。

その様子がこちら↓

私の作品性である"人"の個別性・群集性と、印刷でありながら独自性のあるものに仕上がったMAGAZINEはとてもメッセージの強いものになりました。

今回はふるやの作品概念×前田敏幸のコラボ作品となります。今までの作風とは違いますが、伝えたいことは常に同一です。パッケージ化され量産される”SOTAI”は概念だけを残し拡散されます。

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素晴らしいです‥。(感嘆)(ふるや何もしていない)
新聞紙のような綴じ方をしているので外してなんと額装ができちゃいます。サイコーですね!

このような機会を体験できて各関係者の皆様にはとても感謝しております。
何より紙面をご一緒したアーティスト陣と共に活動できたことがかなり嬉しいです。精進精進。

単純にART MAGAZINEの次号がとても楽しみです。PLANT ART MAGAZINEのようなクオリティの高い&温かみのあるコンテンツが永く続けられる世になればいいなと思っております。

他アーティストの作品や続報はこちらからご覧ください↓


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フリーアートマガジン「PLANT ARTMAGAZINE」
発行元:PLANT+サンクラール
PLANT(アートディレクション+デザイン)
有限会社サンクラール(プリンティングディレクション)
RJ Graphics(デザイン+セレクター)

plant art magazine webより