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第76回 縄文塾 止水会(坐禅会)

こんにちは、縄文アソシエイツのnote担当です。

2021年11月24日(水)都内にて、全生庵のご住職である平井正修氏にご指導をお願いし、経営者向け坐禅会を行いました。隔月で開催していますが、早いものでもう76回目、10年以上続いている形になります。

経営者になると、毎日数字やメールに追われ、仕事について考えずにいられる時間がないとのことで、心を整える時間を欲しいと有志の経営者が集まって始めた坐禅会。ほぼ毎回参加される方もいらっしゃれば、初めて参加される方、1年に1回程度参加される方、今回が10年ぶりの参加になる方。年齢や性別、国籍、経営する会社の業界・規模まで様々ですが、皆様忙しい中時間を作って坐禅を組みに来られるのは、そこには不思議な魅力があるからでしょう。

止水会⑤

夕方から坐禅を2本。1本20分程度の時間ですが、姿勢や呼吸が整うとあっという間に時間が過ぎ去り、集中できないと思うと同じ時間でも長く感じるのが特徴でしょうか。

勿論空調は入れずに行いますので、夏は暑く、冬は寒いですが、逆に季節の移り変わりを感じることができます(ちなみに坐禅中は靴下はNG。服装は、坐禅を組みやすいようにリラックスした服に着替える方が多いですが、スーツのまま坐禅を組む方もいらっしゃいます)。今回は11月ということもあり少し寒い日でしたが、むしろ気分がすっきりしたとのことで、参加した方の満足感は高かったようです。

ちなみに、坐禅というと、気を抜いていると棒で叩かれるイメージがあり、痛いのは嫌だと敬遠される方もいらっしゃるようですが、臨済宗の場合は、ご住職が自分の前を通過する際に、自分で合掌し頭を下げてお願いする形になっていますので、自分が集中ができない時などに自らお願いするものであり、勝手に叩かれるということはありません。

止水会⑥

坐禅を2本組んだ後は、ご住職から公案と言って、禅宗の考えに基づいた過去の逸話や小話がありますが、それを含めてもちょうど1時間程度。忙しい仕事の隙間を縫って、この縄文塾 止水会に参加した後、すぐまた別の用事に向かわれる方も多いのが特徴です。

縄文塾 止水会は会場の都合もあり、現在は招待制でお願いしており、一般には公開していませんが、もし今後ご案内ができる場合はnote等でも案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。


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