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社会に放たれて思うこと

 新年度1日目終わりました。「これから楽しみだ」「こんなはずじゃなかった」「こんなもんか」「やるしかない」「よくわからない」いろいろな感想があるでしょう。が、「今いる道が正解なのかな」程度で進んでみればいいんじゃない?とワタクシは思うわけです。以下、お⚪︎さんの小言です。

 学生から社会人になって数年経ったある年の4月1日に「新年度とはいえ、もう劇的に環境が変わることって会社辞める時までないな」「部署異動があっても会社が変わるわけじゃないし」「新生活のワクワク感なんて引っ越しくらいしかないんじゃないのか」なんて思ってなんかモヤモヤとしていた。確かその時26歳くらい?社会人3年くらいが過ぎた頃、会社変えてみるか、なんて思って転職活動。賃金は下がるけどやりたかった仕事にチャレンジして今は無事やりたかった仕事に就いています。そしてその後コロナ禍になるわけです。
 1つ目の会社では採用された時の予定とは違う業務を担当することになり、上司の「これはイケそう」という判断。ワタクシも「とりあえず大丈夫そう」ということでその業務をやってましたが、「あまり知らないほうが上手く転ぶんじゃないか」と思ったものです。入社1日目の夜は疲れ果てて8時半に布団に入って爆睡したのもいい思い出です。慣れてきた頃、このまま40年同じ仕事をしていくのはちょっと…と思ったことも。多少の担当替えはあり、周りの人達と楽しく仕事をし、たくさんの失敗もしましたが充実した日々でしたが転職。今思えば、環境の変化を求めていたのかなと。そもそも、その会社は第1志望の会社ではないけど、興味がある業界で、倒産しなさそうで、ボーナスがそこそこ貰えそうで、休みがきちんとある、そんな程度で入った会社でした。結局5年間勤めた会社を辞めて、別の会社に入った時は新生活のワクワク感や環境が変わる期待、やりたかった事ができる(=夢)スタートに立てたこと、新しいところで順調にいくのかという不安を感じたのを思い出す。
 もちろん、ワタクシの場合は周りの人たちにずいぶん恵まれてるなぁと思うのと、環境に順応する能力は何故かあるほう、だからこそ、そこそこうまく回っているのかと思いますが…

人生に正解なんてない


これに尽きます。僻地勤務になった、配属ガチャにハズれた、とか書き込みを見ることがありますが、その道を、会社を選んだのは自分でしょ!調べるのが足らなかったんじゃないのか?と言いたい。自分にとってハズレなだけで、人が変わればアタリになるし、組織である以上全員の夢が叶うわけじゃない。(希望を叶えようとしない、叶える気があるのか分からない会社人事という問題もありますが、ここでは触れません)
 もちろん、その時点で道を修正するのは手段の1つなので修正するなら早いうちがいいでしょう。でもせっかく入った会社で与えられた仕事があるのなら嫌になるまで真剣にやってみればいいんじゃないかと。やって行くうちに面白さがわかるはず。それでも嫌になったらその時に軌道修正を始めても遅くないんじゃないのかな。「嫌」というのは本人にとっての仕事、賃金、環境その他もろもろです。少なくともワタクシが社会に放たれた当時とは転職やキャリアに対する考えが変わってるからやりやすいでしょうし。結局は、一言でいえばタイミングが全てなんでしょうが、置かれた環境で楽しみを見つけてやってみる、自分がいなくても会社はどうにかなるし、自分がいなくても会社はつぶれない、ということでどうでしょうか?そんな感じでやっていればすぐに正月です。そして悩んだ時には、思いの丈を吐き出してみることや「生きるために働くのであり、働くために生きるになっていないか?」「心は健康か?身体は健康か?心は治せない」とセルフケアも是非。


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